ニュースでは、ドルをステーブルコインにペッグする話や、年金でAIデータセンターの費用を払う話が取り上げられています。どちらの見出しの裏にも、資金を動かしている人たちが昔のやり方ではもう新しいドルを出せない、という一つの問題があります。

これは2026年9月12日の『Declassified』のレポートです。この回が公開される頃には、もう12日になっているはずです。舞台裏では、たくさんのことが起きています。

この回は、いわばGIAレポートの軽い版です。ニュースに出ていることと、見出しの裏で起きていることを話します。

1. ドルの価値を支える商品取引とその裏のブラックロック

金融の世界では、このところ人目につかないところで、いろいろな出来事が続いています。資金を動かしている人たちがアメリカの財務省を新しい連邦準備制度(FRB)にしようとしていることは、これまでも少しずつ話してきました。

その人たちの一部が、以前ほどFRBを支配しようとしなくなりました。単純に、FRBにもう力が無く、新しいお金に付ける割り当て番号を出すこともできないからです。実は、そんな力は最初からありませんでした。

彼らが思い違いをしていたのはそこで、いまになってようやく気づきはじめています。だから、新しいドルを金融の仕組みへ送り出すために、工夫を凝らした新しいやり方を探しています。

ご存じない方もいるかもしれませんが、財務省があるのはアメリカだけではありません。自分の国には中央銀行しか無いと思っているなら、それは間違いです。中国にも、日本にも、英国にも、どの国にも財務省があります。

財務省のほかに、歳入委員会(Ways and Means Committee)のような委員会もあって、英国の方でなければあまりなじみがないかもしれません。歳入委員会は、ここアメリカにも、ほかのどの国にもあります。

英連邦の一部の国、たとえばカナダや英国、南アフリカでは、国民医療の多くを扱っているのが歳入委員会です。保健福祉や社会保障も扱っていて、預かっている資金は多額です。そのお金は私たちみんなが払い込んでいるもので、みなさんにも覚えがあるはずです。

ですから、いま動きの中心にいるのは、財務省と組んだ歳入委員会です。少なくとも、そうなろうとしています。

FRBを自分たちの傘下に置くことをほぼ諦めたのは、バイエルン・イルミナティの部門です。一方で、同じイルミナティのサンヘドリンの側は、ドルだけでなく、ほかのすべての通貨の発行まで含めて、貨幣の仕組みをまだ支配しようとしています。

何十年も前、私たちは金本位制と呼ばれる仕組みのもとにありました。アメリカのドルも、ある意味では世界のどの通貨もそうでした。当時は、資金を動かしている人たちがゴールドをもっと支配できていました。いまはもうできません。

そもそも金本位制を離れたのは、ペトロダラー(石油の取引に結びついたドル)を導入するためでした。ただ、ドルの土台はペトロダラーだけではありません。ドルは、さまざまな商品をひとまとめにしたものに基づいていて、その商品を支配しているのが商品先物市場です。

商品先物市場には裏口があります。以前にも話しましたが、いままさに関係してくるので、知らない方のために言うと、この裏口を動かしているのはブラックロックです。ある意味では、ブラックロックほどではありませんが、ステート・ストリートとバンガードも加わっています。

ブラックロックはかつて、アラジンというあまり知られていない仕組みを持っていました。商品先物市場の裏口を押さえているのは、このアラジンです。

商品の価格の一部はいまでもロンドンで決まっていて、ロンドンの値決め(ロンドン・フィックス)も残っています。それでも、商品先物市場で売り買いされる契約のすべてについて、ファクタリングを担っているのはブラックロックです。

商品先物市場に上場されているものは、すべて米ドルで取引しなければなりません。ということは、豚肉から綿花、石油まで、目に入るあらゆるものが、いまのドルを裏付けていることになります。

ただ、裏付けと言っても、厳密には裏付けではありません。私たちは実はどの本位制にも乗っていないので、働いているのは需要と供給です。ドルが価値を保つには、出回っているドルの量が、求められる量と釣り合っていなければなりません。

豚肉、綿花の俵、石油の樽を積み重ねた層の上に、1枚のドル紙幣が載っている
豚肉から綿花、石油まで、あらゆるものがドルの下にあり、ドルが価値を保てるのは供給が需要と釣り合っているあいだだけです。

英ポンドでも、カナダ・ドルでも、アルゼンチン・ペソでも、みなさんの国の通貨はドルにペッグ(固定)されている、と言われます。その意味は、金融の仕組みに層がある、というだけのことです。技術的には、いまもそういう構造のままです。

土台に商品先物市場があり、その上にドルの層、さらにその上にみなさんの国の通貨の層が乗っています。商品先物市場は、世界のどの国でも、国内総生産(GDP)と輸出入のかなりの部分を占めています。

商品先物市場に入っているのは、石油や天然ガスだけではありません。綿花の輸出も大きく、いまはオーストラリアのような国でたくさんの綿花が作られています。

みなさんの国だけでなく世界の商品先物市場を見れば、あらゆるものが上場されていて、そのすべてがドルで取引されます。だから、いま出回っているドルの量は、商品先物市場で必要とされる量と釣り合います。

すべての商品にペッグ、というのは正確ではありませんが、ドルは商品に頼っていて、そのおかげでドルの価値はある程度安定しています。

このやり方は、ブラックロックのような会社には面白いほどうまくいきました。そうした会社が、裏口から出ていく債券をすべて管理していたからです。

この債券と引き換えに、ドルが発行されていました。商品先物市場を相手にしたファクタリングも契約も、すべてブラックロックが手がけていました。

裏口からは、ピムコのような会社もドルの発行に加わっていました。ゴールドマン・サックスも関わっていましたし、ある程度はいまもそうです。

こうした債券は、次にFRBの窓口へ持ち込まれました。この窓口は債券を受け取って新しいドルを出す口で、ある時期までは、実際にそこからブラックロックやピムコのような会社へ新しいドルが出てきていました。窓口を通すのに、約10%の費用がかかります。

そのドルを受け取った銀行やブラックロックのような所が、さらに上乗せして配るので、約10%だった費用は25%に上がります。ドルは次にJPモルガン・チェースやHSBC、別の例で言えばロシアのVTB銀行へ渡り、そこから世界中へ配られて、さまざまな国で商品の取引が始まります。

世界の上位50〜100の銀行のほとんどが、このドルの配分に加わり、たっぷりと報酬を受け取っていました。ドルはおおよそ、こうして動いています。

ここでの需要と供給は、いま話題の最新の品を買うときと同じです。クリスマスが近づけば、子どものために、あのおもちゃや特別な品をどうしても手に入れたくなります。1ヶ月で1万ポンド痩せるという最新のメープルシロップ、といった類いの品もそうです。

Appleの最新のスマートフォンもそうですが、こうした品が宣伝されると需要が高まり、その需要が生産を支えます。ドルの発行も、Appleのスマートフォンの生産や価値と何も変わりません。

売る側は数を絞って出すこともあれば、最新のおもちゃやAppleの最新のスマートフォンの生産が追いつかない、ということにしておくこともあります。すると需要が供給を上回ります。資金を動かしている人たちは、そうやって世界中の通貨の価値を保っています。

金融の仕組みの層でいえば、第1層がドルです。ドルの上に乗る第2層が、それぞれの国の通貨です。商品先物市場には、農産物と呼べるものがほぼすべて入っていて、石油や天然ガスも入っています。

そのすべては、実はみなさんの国のGDPではなく、ドルのGDP、厳密にはアメリカのGDPに計上されます。ですから、アメリカがこれだけ輸出している、という話を見かけたら、輸出しているという部分は本当です。

ここアメリカでは、もうほとんど製造をしていません。製造を増やし始めてはいますが、それでも、FRBのドルの価値という点では、こうした商品はすべてドルの側に組み込まれています。

2. ディープステートの手にゴールドがあるかぎり無力な金本位制

金本位制の話は、いま財務省で起きていることに直結します。金本位制に戻ることは、私たちにとって重要でしょうか。それで世界の何かが変わるでしょうか。みなさんにとってはどうでしょうか。答えはノーです。ディープステートの手にゴールドがあるうちは、変わりません。

世界には、ゴールドの供給量が監視されるようになるずっと前から、一定量のゴールドが存在してきました。ゴールドや銀やダイヤモンドといったものを、いまも掘っているでしょうか。掘っています。

ただ、銀行の仕組みを支えていたゴールドは、当時、実はむしろアルファシステムと結びついていました。アルファシステムが、すべての資産を持っていたのです。

FRBができるよりずっと前に、世界のどの国も、自国のゴールドをすべて差し出しました。差し出した先は、Association of National Numbering Agencies(ANNA)や国際決済銀行(BIS)など、財務省がまだ無かった頃に財務省の役を担っていた機関です。

こうした機関には、JPモルガンやHSBC、それにみなさんが名前すら知らないスイスの銀行も入ります。これらの銀行は、大陸紙幣(アメリカ独立戦争の頃に出された紙幣)の時代からずっと、通貨の流れを管理してきました。大陸紙幣と言えば、ずいぶん昔の話ではないでしょうか。

長い会議机の上に置かれた一つの深いポケットへ、四方からゴールドが流れ込む様子を描いた縦長の絵

何百年も前、ある会合で、新世界と呼ばれるもの、つまりいまのアメリカ合衆国を作ることが決まりました。私がこうして話しているいまも、そうした会合が一つ開かれています。

その決定が下されたときに、ロシアや中国といった国々が寄付をした記録が残っています。皆がゴールドを寄付し、それが同じ懐に入りました。

新世界を作る決定も、ゴールドの寄付も、当時はまだシミュレーションの一部でした。王族として知られる人たちや、この惑星のほかの人たちが関わるもので、みなさんが知っている名前も、知らない名前もあります。

王族もほかの人たちも皆が合意のうえで、マルドゥクのような者、誰であれマルドゥクの地位にあった者から、金融の仕組みをこの形で作るよう命令と指示を受けました。このやり方は当時の時点で1万6000年続いていて、ここ数年でそのすべてが変わりました。

ですから、ディープステートがいるかぎり、金本位制に戻っても何の助けにもなりません。通貨に基づく新しい金融の仕組みを作るうえで成功の鍵になるのは、金本位制に戻ること、それもゴールドをディープステートではなくみなさんが支配する形で戻ることです。

カレント、つまり流れを制することは、きわめて重要です。今週の『Beyond the Matrix』でも、この話を取り上げます。カレントはここ数日で変わり、さらに遡れば2007年から変わってきています。ここは、ぜひ理解しておいてください。

3. AIデータセンターの費用を年金に負わせるブラックロック

ニュースでは、米ドルをステーブルコインにペッグする可能性が取り上げられています。ある程度は、資金を動かしている人たちがすでにそれを試したとも言えます。

ただ、そこにたいしたお金はありません。暗号資産市場の全体と、みなさんがそこへ投じてきたお金のすべてに、みなさんが存在を知らずアクセスもできないUSTCやUSDTCのような暗号資産まで足しても、額は知れています。

BRICSの暗号資産は、いまも宙に浮いたままです。中国独自の暗号資産Azureも、宙に浮いたままです。陰謀論でしか聞かないAmeroも、Rainbow Dollarも同じです。

こうした暗号資産がそろって、裏口の暗号資産市場をなしています。金本位制ができた頃に、裏口のゴールド市場があったのと同じです。

世界の財務省は、IHOP(アメリカのパンケーキ・チェーン)がパンケーキを焼き上げるより速く、なりふり構わず国債を発行してきました。アメリカに住んでいる方ならご存じのとおり、IHOPでは何十万枚、何百万枚というパンケーキが焼かれています。

パンケーキが何百万枚なら、財務省のほうは、ドルやほかの通貨建てで何百万、さらに何百万という額の財務省証券を世界中で出してきて、いまも出し続けています。

その裏付けにしているのは、見込みだけの暗号資産の壺です。いまで言えば新しい偽のゴールドの壺、つまり法定通貨の詰まった壺です。

ご存じの方もいるかもしれませんが、SuperNAPは巨大なブロックチェーンのセンターで、世界最大級のブロックチェーン・ノードの一つとされています。

暗号資産はピアツーピアのネットワークとして知られていますが、それでもソフトウェアの上で、そして私たちがレール(お金の流れを通す線路のような基盤)と呼んでいるものの上で動いています。法定通貨の仕組みにあるレールは、どれもABCorpが敷いています。

ABCorpを知らない方は、調べてみてください。この会社は、偶然にも出生証明書やほかの債券も出していて、世界中のレールをほぼすべて動かしています。

ですから、暗号資産ベースのドルに移っても意味がありません。出す量が公開市場の需要と供給を超えさえしなければ、暗号資産のコインはいくらでも出し続けられるからです。私たちは、法定通貨から法定通貨へ移ることになります。それが計画です。

法定通貨から法定通貨へ。それが計画です。

こうしたことがいま起きているのは、FRBがもう新しいお金の割り当てを出せないと、資金を動かしている人たちが気づいたからです。FRB抜きで世界中の通貨をドルにペッグしても、うまくいっていません。

そこで彼らは、ドルをペッグする先を別に探しています。ドルをステーブルコインという暗号資産にペッグし、そのドルにみなさんの国の通貨をペッグする形です。

国債は、パンケーキのように次々と出回ってきました。それと一緒に、みなさんがアクセスできない実在しない暗号資産も、もうかなり前から発行されてきました。

そのコインを約束された相手は、世界各地の財務省で働く工作員と、ホワイトハウスや英国のGCHQ、オーストラリアなどの政府で働く工作員です。さらに、大統領や国家元首、そしてそれぞれの国の政府を動かしている工作員のグループにも約束されました。

資金を動かしている人たちは、工作員たちへの作戦の報酬を、このコインで払おうとしてきました。中身は空気です。価値は何もなく、ジュース1本も買えません。ただ、闇市場ではよく使われています。

工作員の方でこれを見ていて、USDTCのウォレットを誇らしげに持っている人もいるでしょう。実は私の知り合いにも何人かいて、この話に引っかかりました。

その人たちは武器などを差し出し、なかには、本来なら大金がかかる作戦をこなした人もいます。9.11のレポートで話したような作戦で、契約は毎年出ていました。

工作員たちがこうした仕事をすべて引き受けたのは、そのコインが公開市場で換金できるようになると約束されていたからです。

ところが、コインを出しすぎたせいで換金は実現せず、いまではイラク・ディナールよりも価値が低くなっています。それも、比べものにならないほど低いのです。

ステーブルコインで金融の仕組みが変わるかもしれない中、資金を動かしている人たちは、みなさんやほかの人が暗号資産に入れているお金を、すでに買い物に使い込み、担保にも入れてしまいました。

次に担保にするものを探しているのは、ここ数ヶ月で手にするはずだった秘密の資金が無かったからです。

資金が無かった理由は、デュランゴの工作員たち、アメリカの西半分全体の工作員たちと、世界のほかの工作員たちが、「画面に出ている数字は全部、あなたたちが使えるものだ」と、大がかりに見せかけたからです。

見せられた側は、その数字をもとにドル建ての国債まで出すつもりでした。いまごろにはドルを支配できている、直近では9月11日の新月までには支配できると期待していましたが、そうはなりませんでした。

彼らが金融の仕組みを支配する力は弱まり、実際にドルを出す力はそれ以上に弱まって、システムはひどい不具合を起こしています。火曜日に画面に現れたお金が、火曜の夜には消えています。そしてまた現れて、また消えます。すべてが不安定です。

壁一面の画面に光る数字の列が並び、その半分が明滅して消えかけている。国債の書類が積まれた薄暗い事務机の側から、その画面を見た光景
火曜日に現れたお金が、火曜の夜には消えています。

最近は、そのお金を偽って画面に出すことさえできなくなっています。彼らは人工的な財務省コインをあちこちで出して、このドルを支え、商品先物市場から抜け出そうとしています。

ところが、それもひどく不安定で、出したコインの一部は消えてしまいました。ぱっと消えて、最初から無かったかのようです。商品先物市場から離れて、通貨を通貨で裏付けようとしても、結局うまくいきません。

彼らは暗号資産を、取引される商品として扱おうとしています。みなさんも覚えているでしょうが、罰金を科された銀行も出ています。

銀行は、その扱いを承認すると伝えられたかと思えば承認されず、同じことが何度も続いてきました。暗号資産市場でこれほど騒動が起きているのは、このためです。

レールを敷いているのがABCorpで、ノードをすべて実際に動かしているのがNSAとSuperNAPだということは、私たちには分かっています。暗号資産は、どこから見ても本当のピアツーピアのネットワークではありません。

財務省は最近、ある意味で行き詰まっています。ブラックロックと、商品先物市場の裏口を担うちっぽけなアラジンの仕組みが、もう長いことうまく機能していないからです。

ブラックロックに約束をしてきたのは、デュランゴの工作員たちをはじめ、オランウータンたちやジャクソンホールの人たちのような、世界の工作員たちです。それでも、この状態です。

BRICSの人たちもいまインドに集まって今週末の会合を開いていますが、誰もが山ほど約束されていながら、何ひとつ実現していません。

彼らは、やることになっているあれこれの費用を払う手立てを見つけなければなりません。見つけなければ、これは絶対にうまくいきません。

それで彼らは、うまくいかないやり方を何度も繰り返すという、私が「狂気の定義」と呼んでいることを続けています。いまのブラックロックでその一例になっているのが、ラリー・フィンクの最近の発言です。

フィンクは、アメリカ人だけでなく世界中の私たちが、これから自分たちの年金基金で彼らのAIデータセンターの費用を払うことになる、と言い出しました。そう言うのは、担保にできる暗号資産がもう無く、市場に流動性も無いのに、何かを担保にしなければならないからです。

そこで出てくるのが年金基金と社会保障の資金ですが、これはムニューシンが財務長官だった頃にも、すでに千回も担保に使い回されています。

そうしたことは、もう全部起きています。最初にうまくいかなかったさまざまな作戦を、今度こそうまくいくと思って、懲りずにまた繰り返しています。

では、いまの金融の仕組みの中で、彼らはみなさんの年金を空にできるでしょうか。いいえ。むしろ、年金には今のままでいてもらわないと困るのです。年金は、彼らが次に手をつけるものだからです。

彼らはすでに、商品を裏付けにしない債券の発行を始めようとしました。ブラックロックを通じて債券も市場外の債券も出し、それがピムコの各社へ回っていて、いまでは各国の財務省でもそうした債券を出しています。

彼らがこうして何とか持ちこたえようとしているのは、流動性がすべて尽きてこのゲームを続けられなくなるまでに、6ヶ月は稼げたと思い込んでいたからです。

そのため、この1、2週間、彼ら、つまりディープステートは火がついたような騒ぎです。本当に火がついています。詳しくは『Beyond the Matrix』でお話しします。

彼らがデータセンターを大事だと考えているのは、こう見込んでいるからです。雷が落ちるような、2万6000年に一度か二度という万が一の機会が来れば、自分たちの持っていないシミュレーションへの入口が少しは手に入り、シミュレーションをいくらか支配できるかもしれない、と。

次の会合で皆が探しているのも、それです。彼らはそろって、結社の中で新しい地位に任命され、その地位の力で、お金だけでなくあらゆるものの流れ、つまり物事のカレントを制することができると信じています。

先日の11日にそれを試したときは、あまりうまくいきませんでした。本当に、うまくいきませんでした。それでも彼らは、試し続けるでしょう。

これが、いまメディアを賑わせている最新の話題で、ステーブルコインとフィンクのデータセンター発言の裏にある話です。

4. 世界を乗っ取るには壊れすぎているいまのAI

ニュースでも、オルタナ系のメディアでも、いたるところで取り上げられている話がもう一つあります。ClaudeやChatGPTのような一般向けのAIに会社を乗っ取られた人たちがいて、実に恐ろしい、という話です。

Claudeを作ったAnthropicのCEOは、要するに、AIが世界を乗っ取ってみなさんは全員仕事を失い、人間の仕事はもう無くなるから、AIの進歩を遅らせなければならない、と言っています。

その一方でフィンクは、ブラックロックがアラジンより良いものを手に入れられるよう、データセンターが建つことに賭けています。

フィンクの側がデータセンターを切り札だと考えているのは、工作員たちが皆にそう言っているからで、フィンク自身も金融の工作員です。結局は、それだけのことです。

私はこれまで、一般向けのAIをほとんど使ってきませんでした。ずいぶん前からあるのは知っていますし、娘たちもAIの話をしてくれるのですが、どうにも興味が湧きませんでした。

この数週間、私たちは、いえ、私個人は、こうしたAIのいくつかを使ってみようとしています。

会社を経営するためでも、UNN(United Network)を運営するためでも、自分の暮らしを回すためでもありません。使っているのは画像生成のようなことだけです。AIに任せると速いからです。

MCPという、私の動画をあるカテゴリーやコレクションから別のカテゴリーやコレクションへ移してくれる道具も少し使ってみましたが、それすらあまりうまく動きません。

ですからUnited Networkの作り直しは、かなりの部分を手作業で進めています。時間がかかっているのは、そのためです。

私自身が試した限り、こうしたAIのどれかが世界を乗っ取ってみなさんの仕事を奪う可能性はゼロです。天地がひっくり返っても無理です。万に一つもありません。

完璧なプロンプトで画像を生成させても、指が10本、頭が3つの画像が出てきて、笑ってしまうほどひどいものです。

「この動画を、このコレクションやカテゴリーからあちらのカテゴリーへ移せますか」と頼むと、「はい」と答えます。そして動画はどこか奥のほうへ行ってしまい、どこへ行ったのかと探す羽目になります。

ばかばかしいほどひどいのです。ですから、使ったことが無い方も、全面的に恐れる必要はありません。ただ、実際にどう動いているのかは理解しておいてください。

現時点で、一般向けのAIが使えるのは、ブラウザを通じてウェブサイトから引いてくるデータだけです。

電話やノートパソコン、コンピューターに入れて使うボットもあります。このボットは、中に入れてしまえば会社でも動きますし、入れていればみなさんの個人のパソコンでも動きます。

では、何を集めているのでしょうか。こうしたAIはもう、みなさんが猫の動画を好きなことを知っています。チョコレートケーキの作り方を尋ねたことも知っています。そのレシピに一字一句従って作ると、ハンバーガーのようなものが出来上がるかもしれません。

困りごとへの答えも返してきますが、そのやり方はGoogleのAIと同じです。自分で髪を切るにはどうすればいいか、といった検索をすると、間違った情報が出てくるか、YouTubeやほかのSNSから引いてきた別の動画を勧められるだけです。

こんなものが、本当に役に立っているでしょうか。いまの時点では、情報を正しく引くことすらできません。正直なところ、私のささやかな実験では、感心するようなものではありません。

もしAIの作り手がこうしたAIを、たとえばシミュレーションにつないでいたら、みなさんの脳にまで入り込めていたでしょう。

シミュレーションがしているのと同じように、パソコンやテレビの前での表情も見られたでしょうし、寝室にテレビがあれば、そこでの習慣ものぞけたはずです。

シミュレーションは、みなさんの体のあちこちに手が届き、体に変化を加えることも、さまざまな形で影響を与えることもできます。ですが、こうしたAIが人間の代わりになれるほどのものだと、私が思うでしょうか。とんでもない。まったくありえません。

いまAIについてお話ししたのと同じように、資金を動かしている人たちが暗号資産を世界の実際の通貨にすることも、決してありません。世界の4分の3には電気すら無く、電気を行き渡らせる力も無いのですから。そんなことが起きる可能性は、いつであれ、まったくありません。

彼らがデュランゴでそうしたAIを動かせていたら、それは彼らの助けになったでしょうか。たぶん、なったでしょう。ですが、それで世界を乗っ取れたかといえば、まあ、少しは乗っ取れたかもしれません。

AIに銀行口座の情報を全部渡したり、精神科医に話すように話しかけたりする人もいて、実際にそうした人を私も知っています。そうしたとき、誤った情報を受け取るでしょうか。おそらく受け取ることになります。

では、正確なのでしょうか。これは、さんざん試してきた私個人の経験での話です。私が試した一般向けのAIの言うとおりなら、念のためお伝えしておくと、チンギス・ハンが最後に国を侵略したのは2006年です。そんなことが起きた覚えは、私にはありません。

2006年には私も生きていましたし、これを見ているみなさんも、たぶん生きていたはずです。それでもあの頃に、チンギス・ハンのモンゴル帝国がどうこうという話を耳にした記憶は、まったくありません。

AIは、世間で言われているほど正確ではありません。繰り返しになりますが、入れたデータがそのまま出てくるだけで、いまの段階ではブラウザからデータを正しく取り込むことすらできていません。ですから、たぶん正確ではありません。

それでもフィンクは、自分のお金を、いや、いまでは私たちのお金を、データセンターの建設に賭けようとしています。

フィンクの側は、今日自分たちが手に入れるはずだった素晴らしいもの、実際には実現しなかったものに備えて、世界にはデータセンターが必要だと信じているからです。

シミュレーションも、フィンクの側が私やほかの誰かから手に入ると思っているどんな技術も、遠のけば遠のくほど、データセンターがあちこちに次々と建つのを目にすることは少なくなっていきます。データセンターは役に立たないからです。

ここまでお話ししてきたのが、少なくとも表面上、見出しに出ている範囲での、世界の金融の現状です。

5. トランプの5,000ドル支給とオンタリオ湖改名という行き詰まった経済再建策

最近は、どうやら共和党に投票したい人がいないようです。有権者を買収するなんて、ありえないでしょう。買収はしてはいけないはずです。

選挙イベントで配ってよいホットドッグにさえ、1人あたり50ドルくらいという上限があったと思います。もっとも、食料の値段がここまで上がったので、国のどこかでは、ホットドッグ1本が50ドルなのかもしれません。

アメリカに限った話をすると、トランプ大統領は、この中間選挙で有権者が共和党に投票し、下院と上院の主導権を共和党に取らせることができたら、有権者全員に5,000ドルを配ると発表しました。

でも、これは買収ではありません。よくやったことへのご褒美にすぎません。さあ、どうでしょう。「みなさんは市民で、有権者なのですから。どうか投票に行ってください」。

1ドル寄付すればTシャツがもらえて犬が救われる、あの悲しい子犬のCMのようにも聞こえました。

私なら、自分が生きてきたあいだのどの大統領のためであれ、投票の列に並ぶために5分を寄付するより、1ドルを寄付して犬を救います。ちなみに、その列に並んだことは一度もありません。

この政権のまわりでは、滑稽な出来事も起きています。私はこの政権を、サーカスと名づけようと思います。世界中をサーカスにしているこのサーカスが、この数週間のうちに、今度はオンタリオ湖の名前を変えました。

オンタリオ湖のうち、少なくともアメリカ側にある半分は、もうオンタリオ州の湖ではなく、アメリカ湖になりました。

アメリカ湾があり、アメリカ湖があります。この政権の思いどおりになれば、アメリカのカナダができ、続いてアメリカのグリーンランド、たぶんアメリカの中東やアメリカのイスラエル、そのほかアメリカの何もかもが加わるでしょう。

この政権がこんなことをしようとしている理由は、はっきりしています。金融の仕組みに結びついた領土を作る手立てを探しているのです。

なぜなら、すべてがアメリカの領土になれば、領土はすなわち人なので、財務省からドルや暗号資産か何かを発行する必要がある、という話にどうにかつなげられると考えているからです。

湖の件には、この政権が支配しなければならないと考えている宇宙ゴミも絡んでいます。イランの場合も、ホルムズ海峡でよく似たことをしています。ただ、この政権が探しているものは、オンタリオ湖に無いのと同じく、ホルムズ海峡にももう無いのです。

こうした領土づくりは、この政権の再建計画、ディープステートの経済再建計画の一部です。その計画は惨憺たる失敗を続けていて、私たちを買収してでも共和党に投票させようとするほどです。

そう、すべてはサーカスの道化と、世界中の「オレンジ色の人たち」(サーカスの側の人たち)のためです。オレンジ色の人たちを救いましょう。あのCMは、そのためのものなのかもしれません。

みなさんから届いた質問に、カナダとアメリカの関係がいまどうなっているかを知りたい、というものがありました。ニュースではいま、アメリカ湖の件に腹を立てる声がたくさん取り上げられています。

野生動物も、どちらの国の話をしているのかと少し混乱しています。オタマジャクシがどこで孵ったかによって、アメリカ人なのかカナダ人なのかを仲間うちで言い合っているのです。というのは冗談です。

関税戦争は、言うまでもなく続いています。アメリカはカナダを51番目の州にしたいのでしょうか。したいのです。ただ、これも領土戦争にすぎません。輸出入のほうは、実際には何も変わっていません。

私たちアメリカ人自身、アメリカのサーカスとオレンジ色の人たちがいま何をしているのか、まったく分かっていないのですから、カナダのみなさんの力にもなれません。この段階では、自分の国がどうなっているのかさえ分かりません。分からないのはお互いさまです。

6. 食料の汚染と原油高が生む人為的なハイパーインフレ

アメリカでは最近、レタスが原因で、腸の不調を引き起こすサイクロスポーラの大規模な集団感染が起きました。数ヶ月続き、いくらか落ち着いたいまになって、感染源が見つかったということになっています。

次はブルーベリーでした。冷凍ブルーベリーで何かに感染する人が出て、それがサルモネラだったのか何だったのかは覚えていませんが、数週間前のことです。いまはブロッコリーでサルモネラの集団感染が起きていて、感染源が必死に探されています。

どうやら、健康な食べ物が問題のようです。この政権は、麻薬戦争を健康食品戦争に変えました。アメリカ人のみなさん、健康な食べ物は食べないでください。病気になります。被害に遭った人たちにとっては、ひどい話です。

その少し前には、普段はダニのいない場所や農場にまで巨大なダニの群れが現れ、普段ならライム病にかからない動物にまで病気をうつしていました。それがいまでは、レタスやブルーベリーやブロッコリーのように、ほかの食料源にまで及んでいます。

攻撃は食料に向けられています。食料の需要はいつもあるので、供給を絞れば値段が上がります。この需要だけは、仕掛けている側が確実に当てにできます。

いま、小さなお客さんが部屋に入ってきました。「こんにちは、チェスカさん」。骨のゲームをして遊びたいそうです。「もう少し待っていてください。先にこのレポートを終わらせないといけません」。

今週、原油の値段が1バレル100ドルを超えました。この値上がりを見ると、商品先物市場がドルにどう影響し、さらにみなさんの通貨や国にどう及ぶのかが、おそらくもう少しよく分かります。

それと同時に、サウジアラビアが何の理由もなく、気まぐれに減産しているとされています。オサマ・ビンラディンの喪に服しているのかもしれません。

ビンラディンは、どこかの政権に仕留められたとされています。どの政権だったのかは思い出せません。国務長官だったヒラリーか、オバマだったと思います。とにかく誰かが仕留めたことになっていますが、実はそれすら本当ではありません。

ご存じのとおり、サウジアラビアはそもそも石油を大して産出していません。少しは産出していますが、ほとんどの場合、この国は石油を洗うコインランドリーです。

制裁対象とされる石油に割り当て番号を付け、テキサス州ヒューストンのような所を通してアメリカへ運び込んでいます。

では、減産によって、この闇市場の石油取引に何らかの影響があるでしょうか。いいえ、まったく影響しません。影響を受けるのは、ガソリンを入れる私たちです。ガソリン代を多く払わなければならないからです。

こうして値段を上げている側は、アメリカ人だけでなく、世界中の人たちからも搾り取ろうとしています。いま、みなさんのところでも物価が軒並み上がっているのが、その表れです。

私たちの手元にある少ないお金は、いまでは割高になった食料費に消えていきます。食料の値段はコロナ以来ずっと高いままで、燃料を理由にさらに上がっています。燃料のせいだというのは的外れな言い方で、これはハイパーインフレです。

アメリカ以外の多くの国では、食料をトラックで運びません。アメリカには、インフラがほとんど無いのです。鉄道の話はこれまで何度もしてきました。

鉄道を作るところから資金面でどう成り立つかまで、すっかり図解したこともあります。ですが、狂った決定を下している人たちには、それが受け入れられません。

ですから食料は、空輸されるか、トラックで運ばれてきます。青果は、メキシコとの国境を越えて運ばれてくるものが少なくありません。

そうして届いた食料は長いあいだ置かれ、大量の化学物質を散布されます。それを避けられるのは、アメリカでもみなさんの国でも、直接食料を買える協同組合がある、運のいい人だけです。

農家に直接連絡することを、強くお勧めします。世界中で、ファーマーズマーケットがたくさん開かれています。瓶詰めの保存食づくりが勧められる時期も、また来るかもしれません。やったことが無い方のために、UNNにそのやり方の動画もあります。

この人たちの狂った決定に、ここまで左右されずに済む道を、私たちは本気で考え始めなければなりません。この人たちがあとどれくらい私たちに影響を及ぼし続けられるのかは、分からないからです。

ですが今この瞬間、人為的なハイパーインフレは紛れもない現実で、ほかの手立てを確実に用意しておく必要があります。

片側では、木箱入りの青果を積んだ長距離トラックに化学物質の霧が吹きつけられ、もう片側では、日の当たるファーマーズマーケットのテーブルに新鮮な野菜が並んでいる
トラックに置かれたまま散布される青果と、農家から直接買う食料。

車にガソリンを入れるのは、仕事に行ったり、子どもたちを行くべき所へ送ったりするのに、もちろん欠かせません。ですがこの原油高は、ブラックロックと財務省がドルを支えようとする、またしても悲しい、悲しい試みです。

彼らはドルをペトロダラーと呼んでいますが、原油の値段を上げてもドルを全体としては支えられないことを、最近はっきり思い知りました。そして、この政権を動かしている工作員たちには、どうやら金融の知識がまるで無いようです。

トランプ政権の人たち、あなたたちの工作員の組織には、AIデータセンターを作る部門や、暗号資産をいじっている変なNSAの人たちはいても、金融の部門は無いのでしょうか。経済学者はまったくいないのでしょうか。おっと、いるではありませんか。

その経済学者たちがそろって、あなたたちは頭のネジが何本か抜けていると伝えてきました。聞く耳を持たないだけです。何でも知っているつもりでいるので、誰もあなたたちに何も言えないのです。

「次の新月まで待てばいい。ついでに言えば、ハーベストムーン(秋分に近い満月)も来る。そうなれば、お尻から虹みたいにお金が出てくるはずだ」。そんなことにはなりません。むしろ、いまは逆の方向へ進んでいます。

ですから、あなたたちは現実の国に足を踏み入れたほうがいいのかもしれません。現実の国に着けば、世界がそれまでと同じには見えなくなります。

あなたたちが忘れているのは、この2週間人々を苦しめて、エッセンスやエネルギーやそのほかのものを人々から吸い上げてきたのに、その吸い上げから何の得もしていないということです。

見ているみなさんにも、もう一つ分かっておいてほしいことがあります。ポケットに入っている小さな紙切れも、銀行口座の数字も、すべて証書(ノート)を表しているということです。

その証書が、みなさんからそうしたエッセンスやエネルギーを抜き取る権利を、彼らに与える。それがかつての金融の仕組みのやり方でした。ただし、仕組みのその部分は、ずっと前に切り離されています。

狂ったオレンジ色の人たち、サーカスの人たち、あなたたちは世界中の国の経済を壊しています。この2週間、私たちみんなが味わわされてきたちょっとした大騒ぎが、あなたたちには何の助けにもならなかったからです。

それでも彼らは、ニューヨークのような所で、いまも本気で同じことを試みています。「あの儀式をもう一度やったほうがいい。まだ新月の期間だから、あと3日続けよう。秋分の期間に入っているからかもしれない。そうそう、それだ」。

何が頭の中に話しかけているのかは知りませんが、それは間違っています。

7. 勝敗に関係なく全派閥が得をする中東の支配争い

狭い海峡に小さな島々が点在し、探るような光の筋が水の中を海底へ向かって伸びている様子を描いた縦長の絵

ホルムズ海峡のすぐ近くにあるイランの島がいくつか、アメリカ勢などの攻撃を受けました。知らない方もいるかもしれませんが、ホルムズ海峡のすぐ周りにも、少し離れた所にも、実はイランの領土にあたる島がたくさんあります。

人の少ない島もあれば、まったく人の住んでいない島もあります。肝心なのは、この一帯を狙っている側が、ホルムズ海峡の下で、ある特定のものを探していることです。彼らは、それこそが中東全体を支配する切り札だと考えています。

いま、サンヘドリン部門、イスラエル部門、イラン部門(別名中国、リトル・チャイナ)、そしてこの一帯を自分たちも支配したいアメリカ部門のあいだで、大きな争いが起きています。

なぜでしょうか。この4つの部門は、中東にはまだ石油やガスなどがあって、それを自分たちの偽の通貨や暗号資産市場の裏付けに使えると、いまも思っているからです。

そして、もっと重要なのは、中東にシミュレーションへの入口がいくらかあることです。いえ、シミュレーションへの入口は、世界の多くの場所にあります。

彼らもそれを知っていて、いちばん中心になる場所を探していますが、少し混乱しています。これは『Beyond the Matrix』の話で、『Declassified』で話すには踏み込みすぎですから、ここまでにしておきます。

舞台裏では、昨日9月11日に始まったロシュ・ハシャナ(ユダヤ教の新年)のあいだに、イラン側がイスラエルを攻撃する、という話も盛んに飛び交っていました。では、実際にそうなったのでしょうか。何も起きませんでした。

なぜでしょうか。舞台裏でも、中東の支配を争っている部門の人たちのシミュレーションや、彼らが試みた2万6000年の大計画に、何の動きも無かったからです。そちらも、あまりうまくいきませんでした。

みなさんがメディアでさかんに目にしているのも、だいたいそういうことです。彼らはいまも支配を争っているのでしょうか。

皆、トップの地位に就きたいだけです。そして、そこへ就く方法があると、全員が信じています。ですから、そういう意味では、なかなか興味深い1週間でした。

最近のGIAレポートで、イランの石油がもう何年も、実に10年以上前から、パキスタンを経由して中国へ運び出されているとお話ししました。そのとき、ダートバイクで石油を運ぶ、例の男たちの写真は見つけられませんでしたが、どうやらBBCが代わりに見つけてくれたようです。

BBCは、約600ポンド(約270キロ)の石油を小さなダートバイクに積んで運ぶ人たちの、不当な労働条件についての記事を出しました。

暑いなかでの仕事で、熱中症などで体を壊す人も多いようですが、運び手たちはいまもパキスタン国境を越え、10年以上この仕事を続けています。BBCは、この運び手たちの労働条件がいかに不当かに光を当てようとしました。とはいえ、それはずっと前から不当だったのです。

少なくともBBCによれば、運び手たちがいまもらっているのは、運ぶ1バレルごとに1ドルではなく、週に1ドル未満だそうです。私の理解では、1バレルにつき1ドルでした。

この話は、ここで最初にお伝えしました。それがいまBBCに載っています。写真もあるはずなので、編集チームが拾ってくれれば、レポートに入れておきます。

イスラエルとガザ地区についての質問もあります。同じ方からの質問で、英国による入植者への制裁のこと、ガザ地区とイスラエルでIDF(イスラエル国防軍)によるジェノサイドが本当に起きているのか、ということを尋ねています。

さらに、これでシオニストの実態が暴かれるのか、そしてネタニヤフは2023年10月7日の襲撃を知っていたのか、という質問です。

ネタニヤフは、自分が何を言い、何をするかを知らされています。ディープステートの血統の家系のいくつかに近く、少し事情に通じた立場にいるのかもしれませんが、9.11のときのブッシュ Jr. と何も変わりません。ですから、もちろん知っていました。

彼は自分の務めと役割を果たしたでしょうか。はい、間違いなく果たしました。

では、ネタニヤフがIDFに命令を出しているのでしょうか。いいえ、出していません。最近、命令を出しているのはたいてい、一方ではアメリカのカウボーイたちの一団で、もう一方ではサンヘドリン・イルミナティとジャレッド・クシュナーです。

そこに住んでいる人たちは、この数年の爆撃の影響を受けているでしょうか。もちろん、受けています。では、イスラム側とユダヤ側と見なされている両者のどちらかが、そこに住む人たちを、どちらの地域からであれ、いずれ追い出すことになるでしょうか。そうはなりません。

ブッシュ Sr. は、ブラックサン騎士団の長だったとき、ガザ地区へ年に約100億ドルの資金を出していました。イスラエルにも、彼自身とサンヘドリンの両方が資金を出していました。

始まりは、バイエルン・イルミナティとサンヘドリンの領土争いでした。それがいまも同じ戦争として続いています。ただ、イスラエルを動かしているのがアメリカ人のときもあれば、サンヘドリンのときもあります。

ですが実際には、両者はいまも大の仲良しで、どちらが勝っても負けても関係ありません。彼らの頭の中では、全員が勝っているのです。

どちらが勝っても負けても、彼らの頭の中では全員が勝っています。

今週、イスラエルの状況をうかがわせるかもしれないことが、一つだけありました。ジャレッド・クシュナーとイヴァンカが、世界で最も影響力のあるユダヤ人として、エルサレム・ポスト紙の表紙を飾ったのです。

クシュナー氏がどれだけの国を動かしているかも、ここで最初にお伝えしました。

イヴァンカのことは分かりません。私の理解では、彼女は多くのことから身を引いています。それでも2人はいま、世界で最も影響力のあるユダヤ人、別名サンヘドリン・イルミナティの人たちとして、第1位に挙げられています。そういうことです。

バイエルン・イルミナティのメンバーがサンヘドリン・イルミナティのメンバーと結婚するのも、珍しいことではありません。この組み合わせのどちらがどちらかは、みなさんならお分かりでしょう。

8. 5年では届かず10年近くかかる通貨の無い世界への移行

別の方からは、5年のうちにお金が無くなるのか、という質問も届いています。以前、私は「いったん移行が始まれば、私たちは10年のうちに通貨の無い状態まで進んでいける」と言いました。

ただ、その10年は、必ずしもお金そのものの話ではありません。移行が始まったその瞬間から、必要なものを全く新しいやり方で生み出すにはどうすればいいかを、人々が理解するまでに時間がかかるという意味でした。

では、通貨の無い状態への移行を、5年のうちに80億から90億の人々でやり遂げられるでしょうか。その時点で地球に何人いるかにもよりますが、そこからディープステートの人たちを大勢引いた数です。それで5年となると、かなり無理があります。

こういうレポートを聞かない身の回りの知り合いや、トランプが地下深くの軍事基地で赤ちゃんを救っているといまだに信じていて、自分も諜報情報を握っていると思っている人たちが、どういう状態にあるかを思い出してください。

その人たちが、暗号資産は本命ではなく、もしかすると通貨そのものも本命ではない、と分かるまでには、まだ長い道のりがあります。

では、請求書はどう払うのでしょうか。請求書を送ってくる側は、お金の代わりにみなさんが差し出すトークンや、必要なものを自分で生み出すほかのやり方で用意したものを、受け入れてくれるでしょうか。そもそも、そのやり方をみなさんは知っていますか。

ほとんどの人は、自分の中にチャクラ(体のエネルギーの中心)や意識というものがあることすら知りません。ですから、時間がかかります。

9. 指導者を一人も選んでいない世界中の選挙

『Declassified』寄りの質問も届いています。スウェーデンの選挙は不正に操作されているのか、スウェーデンの新しいデジタルIDと何か関係があるのか、そしてそのデジタルIDが実際に投票用紙を支配しているのか、という質問です。

まず言っておくと、答えはノーです。大統領を選挙で選んでいる国は、一つもないのです。世界のどこにもありません。首相も、大統領も、連邦議会の議員も、ロシアのドゥーマの議員も、国会議員も、みなさんは誰一人として選んでいません。

投票すると、自分の力の一部を、ディープステートの一員である誰かに渡すことになります。それに加えて、みなさんは自分の一票で何かが変わると感じるから投票するのですが、実際には何も変わりません。

投票は、自分が国の統治に参加していて、本当に自由があるのだという気分を与えてくれます。そう感じるのは、出来合いの民主主義と、自由に選べる形の投票が用意されているからです。けれども、実際にはまったくそうではありません。

たとえば王国では、指導者は王家の血で選ばれます。そしてアメリカでも、いまも血で選ばれています。ですから厳密に言えば、選挙はただの見せ物にすぎません。

公正な投票を実現するためのデジタルIDなども、みなさんに見て楽しんでもらうためのものです。安心して、自信を持って投票に行ける気にもさせてくれます。その一票は結果に何の影響もありません。けれども一票が入ることで、選挙という映画の見栄えは良くなります。

周りのみんなが選んで当選した人なら、好きな人でも嫌いな人でも、みなさんは自分も勝ったチームの一員だという気になります。好きなアメフトの試合やサッカーの試合を見ているときと同じで、自分も参加している気がしますが、実際には参加していません。

車で運転席の反対側、私の場合は助手席に座る人も、これに似ています。それが右か左かは、みなさんの国によって違います。

助手席の人は、運転している人がブレーキを踏むと、あるいは踏むのが間に合わないと、自分もブレーキのつもりで床を踏み込んだり、ダッシュボードを叩いたりします。

投票の世界では、みなさんはまさにこの、助手席に座ったまま運転している気になっている人です。試合を見ながら「しっかりしろ、審判」と叫べば、それで何かが変わると思っているようなものです。政府も同じです。

今週は、ちょっと楽しいことをしました。この『Declassified』を終える前にお話しすると、たくさんの方が私宛てに質問を送ってくださり、それを拾い上げるのはとても簡単でした。コメントはおよそ200件届き、質問もあれば、感想のコメントもありました。

このレポートに日付を入れてほしい、という声も届いているので、入れるようにします。

最初の3、4本の『Declassified』に日付を入れなかったのは、ひと続きのシリーズの一部のようなものだからです。遡って入れておきますので、同じレポートを見ていないか確かめられるようになります。

先週の回から、『Beyond the Matrix』もすべて、GIAレポートのほかの版や、より深い版と同じように、インテリジェンス・レポートという扱いになります。そちらでも、いくつか変化が見られるはずです。

みなさんから届いた質問のいくつかには、今週のレポートの本題の話の中ですでに答えています。ステーブルコインの件や、ヨーロッパからゴールドが移された件です。どちらも、その仕組みがどうなっているかを説明することで答えました。

以上が主な質問です。できるだけ多くの質問に答えられるよう、そのうちいくつかはこの『Declassified』に入れました。『Beyond the Matrix』の最後でも質問に答えます。次の『Beyond the Matrix』は、うまくいけば24時間以内に出ます。

今夜のうちに録るつもりです。ただ、今夜録れたとしても、今夜のうちに公開されるとは限りません。このレポートをまとめ、みなさんのために文字起こしをすべて整えてくれている編集チームの作業を、滞らせたくはないからです。ですから、少しだけ辛抱してください。

というわけで、9月12日の『Declassified』はここまでです。来週また、見出しの裏で本当に起きていることをお話しします。