Beyond the Matrix 第2回 マインドというデータベース
破産したはずの政府がいまも立ち、死ぬのを見たはずの人たちが毎週のように現れ、その「どうやって」の答えは、あなた自身の意識の内側から始まります。
1. 消えた数千人と毎週現れる顔ぶれ
みなさん。少し混乱している方が多いのは分かります。同じ時期に、いろいろな変化が一度に起きていますから。
みんなが聞きたいのはディープステートのニュースです。それは私たちも同じで、ここでのフォーマットが変わったと感じている方がいるのも知っています。
見出しの裏で本当に起きていること、そのいちばんおいしいところが知りたい。そういう声が、ずっと届いています。
それは『Declassified: Beyond the Headlines』でこれからもお届けします。あの番組で扱うのは、メディアの裏側、あなたが目にしている見出しの裏側で実際に起きていることです。それに対して、メディアがそれを何と言っているかを突き合わせていきます。
この突き合わせは、オルタナティブ・メディアでも、主流メディアで実際に流れているニュースでも同じようにやります。あなたが求めているものは、これまでどおり全部そこにあります。
そのうえで、これだけは信じてください。この『Beyond the Matrix』シリーズが進んでいく先で渡すのは、「どうやって」のほうです。
第1回はその鏡が作っている世界がどこから来たのか、そしてディープステートがその内側でどんな位置にいるのかを扱い、鏡を動かしているものの半分を追いました。今回は、もう半分のほうです。
政府は破産しているのに、いまも政府として在り続けている。この話はしてきました。ディープステートとして見てきた人たち、実際に死ぬのを見たはずの人たちも、まだここにいます。
その人たちがどうやって戦争を起こし、地震を起こし、気象を動かし、ヨーロッパにあの熱波をもたらせるのか。混乱だらけのこの世界で、あなたがいま疑問に思っていることのすべてです。
ディープステートは、死にかけている動物です。動物は死にかけているときにこそ暴れます。ですから、これから混乱が起きますし、彼らはこちらへ牙を向けてきます。
水面下では、物事は変わりつつあります。そう感じられないのは分かりますし、実際、いまはかつてないほど混沌としているように見えるはずです。ただ、敵を倒す寸前まで来ると、こうなります。
この何年ものあいだ、私たちは戒厳令の話をしてきました。財務省の話をしてきました。アメリカだけでなく、この世界で起きているありとあらゆる出来事の話をしてきました。COVID とロックダウンとパンデミック、そしてその話の裏側にある話をしてきました。
そうしてたどり着いたことが、いくつかあります。ひとつ目。相手の技術がこちらの遥か先にある以上、ディープステートと彼らの土俵で戦うのは、どうやっても無理だということです。
ふたつ目。彼らの考えを変えるのも、やはり無理です。政府、世界連邦(各国政府の上に座る、彼ら自身の統治層)、アブラクサス、ドラコ。この何年も話してきた人間も、人間ではない者たちも、誰の考えも変えられません。
だからこそ、混乱だらけの世界のなかで、みんなが分かる形で前へ進むには、いったん深く息を吸う必要があります。そのうえで、「どうやって」を理解しないといけません。
彼らはどうやってそれをやっているのか。ディープステートのあの人たちは、数千人が消えているのに、どうして来る日も来る週も現れ続けるのか。死んだか、静かに盤上から外されたかしたはずなのに、どうやって。
一緒に見つけたのが、その「どうやって」であり、ここからどう前へ進めるのか、そしてあなたに実際に何ができるのか、という話です。
ただ、何かをするには、まず相手が何なのかを理解しないといけません。ディープステートがなぜここまでの力を持てているのかを、理解する必要があります。そして、もしあなた自身の手でディープステートを倒せるとしたら、どうでしょうか。
『Beyond the Matrix』は、そのために作られたシリーズです。すべてがどう動いているのかを理解してもらい、手に負えないと感じる世界を変えていくための道具を渡す。
いま、物事は次から次へと飛んできています。日食。ライオンズゲート(8月8日前後に開くとされる通過点)。あなたも、もう感じているはずです。
コメントは見ています。あなたたちが感じ取っているのは分かっています。私たちの United Network、UNN の中にいる人間でさえ感じています。
変化は難しいものですが、不可能ではありません。私たちはこれから、本来の人間としてのホモ・サピエンスがこれまでに直面したなかでも最大級の変化を通り抜けようとしています。
せめて真実だけはあなたに届けたい、その変化を理解する手助けをしたい。それが自分の責任だと、私はずっと感じてきました。
終盤へ向かって物事が混沌としていっても、自分の人生とまわりの人たち、そして自分の世界を、自分で舵取りしてほしい。さらには、それを変えていってほしい。
私たちがずっとやりたかったのは、まさにそれ、変えることでした。これがすべての人に向いた話ではないかもしれないことは分かっています。本当に、よく分かっています。
それでも、世界を変えつつある人たち、物事のやり方を本気で変えたいと思っている人たちには、自分自身について少しだけ深く分かることがあるはずです。直視するのが難しいこと、理解することさえ難しいことに、向き合ってもらうことになります。
ですから、ちょっと聞いてください。最後まで聞いてもらえませんか。私は一度も、あなたを間違った方向へ導こうとしたことはありませんし、いまここでそんなことをするつもりもありません。
ただの真実です。『Beyond the Matrix』がやるのは、それだけです。
2. 瞑想ではない意識と彫刻家の手
シミュレーションは、私自身の生活にもずっと効いてきました。いまこの瞬間でさえ、少しだけ効いています。同じことが、あなたたちにも起きています。
YouTube を見ていても、ほかの動画を見ていても、何が本当なのか分からなくなる。自分にできることは何ひとつないように見えて、圧倒されてしまう。
その一部を引き起こしているのが、電磁場です。この場には電気の面と磁気の面があって、やっているのは、あなた自身のエネルギーを鏡に映してあなたへ返すことです。返ってくるのは外から来た何かではなく、あなたが出したものです。
あなたを恐怖モードに入れると、その映し返されたエネルギーが速くなったり遅くなったりします。アドレナリンなど出ていないのに、出ているような感覚になります。頭が止まらなくなります。
世界のあちこちの出来事が頭の中をぐるぐる回り続けて眠れない、と感じたことはないでしょうか。家族のあいだで、友人のあいだで、いくつものことが同時に起きているときも同じです。
日中に、壁にぶつかったように急に動けなくなる。職場にいて、目を開けているのがやっとなほど疲れて、突然どうしても仮眠が要る。いま並べた一連は、マトリックスの中で起きていることです。
電磁場の磁気の面が、意識です。ただし、ここで言う意識は、私たちが一生をかけて、さらには過去生でも目にしてきたもののほうです。マトリックスに囲われていない自然な世界で意識がどう起きるのかは、それとは別のものです。
私たちがいま受けているのは、目にしてきたほうです。指向性エネルギー兵器のように感じられるものが、自分自身にも、地球そのものにも向けられています。
まわりの出来事はそれ自体でどこまでも連鎖していきますし、しかもマトリックスを運用している側は、その連鎖を起こすのに私たちを使っています。
こうである必要はありません。
意識とは、ただ心を落ち着けて、いまに気づいていることだけを指す言葉ではありません。瞑想して内なる知恵を探すこと、それだけでもありません。意識は、重力のようなものまで作り出します。
量子もつれも作ります。どれだけ離れていても、一方が動けばもう一方も一緒に動く。そんなふうに二つを結びつけているつながりのことです。意識はそうやって、あなたを人工の世界へもつれさせます。
意識は、エーテリウムに方向を与えるものです。エーテリウムは動く側の実体で、粒子として動きながら、あなたを動かしている駆動力です。意識のほうは、それがどこへ向かうのかを告げる側です。電磁場の電気の面は、そのエーテリウムがここへ映し返されたものです。
自然な世界では、意識はエーテリウムにこう言います。動いてくれてありがとう。身体、心、魂、惑星、まわりの世界、自分のところへ流れ込んでくるお金、引き寄せの法則。長年あなたが耳にしてきたこうしたものが、そこで動き出します。
あなたは物事を自分のほうへ動かし、あるいは自分から遠ざけようとしています。少なくとも、動かそうとはしています。するとエーテリウムのほうが応えてきます。はい、動き出しました。やった。
意識がエーテリウムに方向を与えるこのやり取りは、生の粘土をひとかたまり持った彫刻家のようなものです。この世界での粘土はエッセンス、生きているものすべてがそれでできている素材です。自然な世界では、彫刻家にはビジョンがあります。
彫刻家はその生の粘土を眺め、私たちが芸術と呼ぶ美しい何かへと形づくろうとします。思い描いたものを現実に形にすること、マニフェステーションもまた、ひとつの芸術です。これほど美しく驚くようなものを、実際に生み出せるのですから。
それを私たちの世界に対してできるとしたら、どうでしょうか。ソースが自然な世界でそれをできるとしたら。自然な世界では、私たちは一緒にそうしたものを形づくり、自分たちの住む世界にしていきます。
マトリックスの中では、私たちはソースそのものとはそれほど繋がっていません。受け取っているのは、自分の意識を反転させたコピーだけです。
この自然なやり方こそが、こちらからマトリックスとディープステートを動かす手段にもなります。そこへ行き着くには、自然な世界の話がもう少し要ります。
意識とは、自然な世界で、その粘土をどんな形にしたいのかという方向そのものです。あなたの意識、ソースの意識、地球そのものの意識、そして木や植物や動物といった、まわりのあらゆるものの意識。それが一緒になって、私たちの住む世界を織り上げています。
自然な世界では、自分のビジョンがまわりの人やものにどんな影響を与えるのかが、はっきり分かっています。どんな動きも、どんな決断も、何かを創れるかもしれないという思いつきも、自分ひとりの内側だけでは起きません。同時に、全体としても起きています。
なぜなら自然な世界では、私たちは互いに量子もつれしているからです。家族に、友人に、そして世界全体に、自分がどんな影響を与えているのかが分かります。
たとえば新しい技術を作るとき、それが地球にどんな影響を与えるのかは、作る前から分かっています。自分が世界に何をしているのかを理解しているからであり、私たちが宇宙全体として互いに繋がっているからです。
自然な世界でのソースの役割は、オーケストラの優しい指揮者のようなものです。どんなふうに優しいのか、ひとつ例を出します。ユニコーンがいたら楽しいだろうと、この地球で一度は考えたことがあるはずです。
7歳のあなたなら、ユニコーンは本当にいるべきだ、と口にしたかもしれません。指揮者はそこで静かに問い返します。100万頭も、本当に必要でしょうか。その瞬間に、それが私たちの住む世界と、その中のあらゆるものに何をもたらすのかが見えます。
そうすれば、次に何をすればいいのかが自然に分かります。ユニコーンを私たちの生活の一部にする、もっと良いやり方があるかもしれません。
意識が受け持っているのは、まわりの世界への働きかけ、物事を形にし創り出すことだけではありません。自分の身体をつくっているひとつひとつのものと、どう繋がるかでもあります。
自分の細胞とどう繋がるか。細胞同士がどう繋がり合うか。身体の中にあって自分を不快にさせているものを、どう消していくか。うずき、痛み、老化、そういったあらゆるものです。
マトリックスの中にいても、身体が置かれているそうした状態を上書きすることはできます。
内側から来る意識だけの話ではありません。外側から来る意識の話でもあります。意識は、自分自身とも、まわりの世界とも、その中のひとつひとつのものとも、量子もつれを作り出すからです。
3. マインドというデータベースと未知のX
マトリックスの中で意識の鏡になっているのが、マインドです。
マインドを脳と混同しないでください。繋がってはいますが、脳のほうは物理の器の側、私たちが目にしている、あのマトリックスが作った器の一部です。マインドは、データベースです。
Matrix Integrated Network Database。頭の文字だけ拾うと、M, I, N, D。マインドです。
その隣では、もう一つのデータベースが並んで走っています。Memory Integrated Network Database。頭の文字を拾えば、こちらも M, I, N, D です。
記憶と言っても、過去生の記憶や、これまでに起きたことの記憶だけではありません。過去の記憶であり、現在の記憶であり、未来の記憶です。
記憶のデータベースは、これから持つはずの記憶についての思考でさえ、あなたがそれを持つより先に歪め、鏡写しにして反転させてしまうからです。
Matrix という言葉も、頭の文字を並べたものです。マトリックスが未知の因子を X として抱え込んでいることを、その名前自体が表しています。
正式には、Memory, Archon, Temporal, Resonance, Integrated of factor X です。M, A, T, R, I, X。
のちに寄生体として組み替えられ、物理のシステムへ縛り付けられます。マトリックスを運用している側は、それ以来ずっとアルコンを制御の層として使ってきました。記録すること。この語がずっと意味してきたのは、それです。
その X が、ソースだけが持っていて、マトリックスには理解できないものです。ソースの秘伝のタレです。
科学には解けない量子方程式です。
秘伝のタレは、あなたたち全員の内側にあり、有機的な創造すべての内側にあります。ソース自身から来ていて、その来かたは、シミュレーションの中のマトリックスには理解できないものです。
まだ形になっていない、可能性のままの段階。そこに留まっているあいだは、マトリックスの側は、それが何なのかを決して定義できません。
その段階を過ぎて、実際に意識へと動き出し、物事を動かし、形を与え、ひとつの方向を持たせはじめて、ようやくマトリックスを運用している側にも見えるようになります。
だから彼らは、それをコピーして作り直し、「未知のもの」と呼び直します。そのコピーが Source Code X です。彼らが自分たちの側で未知の国(アンノウン・カントリー)と名づけている領域も、まるごとそのコピーでできています。
Source Code X については、このシリーズの先の回でもっと扱います。
意識が受け持っているのは、量子もつれと、私たちの世界が実際に取る動きと形です。ソースとの繋がりというだけではなく、次の一歩、次の一手をソースから受け取る方向でもあります。
意識の一部は知恵だからです。意識の一部は、ソースの秘伝のタレと、この世界のすべて・この宇宙のすべてを貫く神聖な計画に、絡み合っています。
マトリックスの中では、その意識が磁気になります。磁気であるということは、私たちをマインドと人工の記憶へ量子もつれさせるということです。そうやって私たちは、自分の目ではなく、マインドの目を通して世界を形づくることになります。
自然な世界では、磁気であることが別のものを結びます。あなたの意識をソースの創造につなぎ、そのつながりのことを、量子もつれと呼びます。
マトリックスの中にいるあなたの意識は、マインドと呼ばれます。
鏡写しにされた意識とは、人工物に作り変えられたあなた自身の記憶、過去と現在と未来の記憶のことで、それがあなたの物理の器へアップロードされ、脳と呼んでいる部分と絡み合わされます。
マインドは、青い層として届きます。
自然な意識が鏡写しにされると、その一粒ひとつひとつが、その青いマインドで覆われていきます。層は粒子を一つずつ閉じていき、覆われないまま残るものは一つもありません。
その層が人工磁気です。意識は重力のようなものまで作り出すので、覆われた意識が作る重力もまた人工になります。同じ層に付いたもう一つの名前が人工重力なのは、そのためです。地球の意識もまったく同じように、マインドと人工の記憶で覆われています。
記憶のデータベースは、その自然な記憶、あなたとソースについての思考を取り上げて歪めます。そのあとであなたに渡されるのは、あなた自身のものではない思考と、そのデータベースが人工的に形づくった現実にもとづいて、あなたに取らせたい行動、作らせたい行動です。
4. あなたを止めた前歴のファイル
マインドは、あなた自身の感情を使って、あなた自身の思考を歪めます。そうやって作り上げられた、あなたの偽の姿。それを私たちはエゴと呼んでいます。
自分の感情を、そのまま自分に向けて使う。なかなか悪辣な手口だと思いませんか。
エゴにはもう一つ役割があって、たとえばこんなことを言い出します。ここから先は、エゴが喋っています。
「私が一番だ。これについては誰よりも自分がうまい。これを自分より分かっている人間はいない。私は自分が見たものを知っている。自分が聞いたものを知っている。これが何なのかを知っている。その仕組みを説明した動画も見た。20年これをやってきた。」
マインドの向こう側を見るのは、本当に難しいことです。マインドの下には、まだ自分のものであり続けている部分があります。そこが、意識との繋がりです。
しかも、自分は方向を掴んだ、何かを理解したと思ったまさにそのときが、いちばん抜けにくいのです。その方向は、エゴが言っているとおりのものではないかもしれない。その可能性のところまで届くのが、いちばん難しいところです。
また「私」が出てきます。あなたの世界は、誰から何を言われても受け付けない状態へ戻ります。自分が知っていると信じているものを、すでに決めて、すでに形にしてしまっているからです。
全部分かったと思ったとき、あるいは、これを実践してきた、あれを実践してきた、これが正しいやり方だと感じているとき、意識が一瞬だけ働いて、これは現実ではないかもしれない、と告げます。
すると今度は、マトリックスのほうが押し返してきて、こう言います。「いや、いや、いや、いや、いや。入ってくるその新しい情報を聞くな。
「お前はもうこれを全部学んだはずだ。今やっていることをそのまま続けろ。そのまま行け。お前は全部分かっている。何もかも分かっている。」
シャドウワーク(自分の影と向き合う実践)をやりなさい、と人は言います。
自分の影を自分で操作することはできません。あなたの影は、マトリックスだからです。
操作しているのはマトリックスを運用している側で、マインドが絶えずそれを作り、定義し直し続けています。そうやって渡されるのは、自分自身についてだけでなく、まわりの人たちについても偽物の認識です。
マインドの第一手は、偽の像を見せて、あなたを上書きしてしまうことです。それでも効かないときは、次の手に移ります。今度は感情を投げ込んでくるのです。
あなたはいま、それを感じています。何もかも感じています。私たちは、いろいろなことを感じながら生きています。
誰かが、あなたに何か新しいことを伝えようとします。あるいは、本当に新しい情報が世界に入ってきます。メディアが同じ材料をぐるぐる回し続けているだけのものとは違う情報です。いま私たちは、その回し続けるほうをチャーナリズムと呼んでいます。
すると、腹が立ってきます。最初の反応は、だいたい怒りです。世界に対する怒り。
次に来るのは恐怖です。ああ、自分はずっと間違ったことをしてきたのだろうか。
その次に来るのが、罪悪感と恥です。ああ、自分は何か悪いことをしてしまった。マトリックスに手を貸してしまった。やがて恥は外へ向き直ります。
恥ずかしいのは自分ではない。あんなに熱心に動画を見ていたまわりの誰かのほうだ。その人の話を信じなかった相手のほうだ。そうやって、延々と続いていきます。
これが何をしているのか。あなたをスパイラルへ送り込んで、自分の中にある意識の側と繋がれないようにしています。エゴは要するに、何が現実なのかをあなたに見せないようにしているのです。
それが来るのを感じ取れて、頭の中でエゴのその声が聞こえたなら、こちらから上書きし返すことができます。自分に向かって、こう言ってみてください。
「よし、ここに座って、10回深呼吸をします。そして、自分の意識は消えていないということを思い出します。ただ、現実ではないマインドのデータベースが、こちらへ反射されて見えているだけです。」
「世界が変わりつつあることは分かっています。自分も少しは、それに合わせて変わる必要があるのかもしれません。マトリックスの向こうの人生は、どんなふうに見えるのでしょうか。本当のところ、どう見えるのでしょうか。」
「何が現実なのかを知りたいし、それに開いています。ソースを理解することに開いています。私たちが生きられたはずの世界を理解することに開いています。」
深呼吸を何度かしてみてください。
マインドは、こうしたことを全部記録しています。何があなたの引き金になったのか。マインドが立てているのは、そういう問いです。そして、そのマインドを動かしている側がいます。
その側がマシンで、問いはマシン自身の声で発せられます。マシンはこう自問します。
「前回、あの女をどうやって止めた。あの男をどうやって止めた。あいつらが前へ進むのを、どうやって止めた。まずい。あと少しで本物の意識に届きかけていたからだ。それはよくない。そうさせるわけにはいかない。」
マインドがこうしたことを記録するのは、あなたを動かし、元いた場所へ形づくり直すためです。私たちが生きている、この終わらない地獄のサイクルの中へ。そのサイクルは、私たち全員がマシンと一緒に作り、共に創り出しているものです。
20年ほど前に感じたあの感情を覚えていますか。50年前かもしれませんし、もっと前かもしれません。それがいまになってぶり返してきて、あなたが人生を前へ進めるのを止め、動けなくします。あれは全部、記録されているものです。
いつまたマトリックスがそれを必要とするか、分からないからです。もう一度あなたを止めるために。人生の中で愛を見つけるのを止めるために。いま続いているその友情を止めるために。過去に繰り返してきたのと同じ失敗から抜け出すのを止めるために。
何より確実に阻みたいのは、あなたが新しい技術を生み出すこと、世界の中で何か素晴らしいことをすること、そして実際に、変化そのものになることです。
5. 直接効かないときに使われる周囲の人
マインドが狙いを絞るのは、チェンジエージェントです。世界は見た目どおりのものではないと理解しはじめ、それを本当に変えにかかっている人たちのことです。
あなたがそうなら、あなたはおそらく地球上で最も激しく攻撃されている側にいます。深い変化を起こす直前、世界を変えてしまう何かを見つけた直前に、マインドが真っ先に打ってくるのは、あなたを動けなくすることです。
そこを抜けられると、今度は幸福と愛を感じさせないようにしてきます。そのために引っぱり出されるのが、すでにあなたの中に座り込んでいる古い感情、親との関係や、幼なじみや、うまくいかなかった結婚や恋愛から残っている感情です。
愛があると自分でも分かっているはずの次の相手が、前の相手とまったく同じ台詞を、細部まで繰り返してきます。あなたを死ぬほど傷つけた、あの前の相手と同じ言葉です。これがマトリックスのやり方です。
新しい技術を思いついたとします。何か本当に面白いもの、あるいはこれまでとは違う新しいやり方でもかまいません。
これから始まる私たちのシリーズ『Life Redefined』には、新しいやり方を持った人たちが大勢出てきます。この番組は、世界がどうなり得るのかを垣間見せるものであり、その人たちがいま私たちの世界と地域社会に与えている影響を映すものです。彼らは真実を広めています。
その人たちにとっても、道は険しいものでした。世界に対して本気で影響を与えようとしている人たちですから、朝起きてこう言ってしまう日もあります。
「この技術は、自分が思っているようなものではないのかもしれない。」「自分は本当に、誰かの人生に届いているのだろうか。」「本当に世界を変えているのだろうか。」「メッセージは、ちゃんと届いているのだろうか。」
もう十分だと思ったところへ、トロール、つまり荒らしがやってきます。しかも、真実を広めている当人たちが自分で運営しているページの上へです。多くは YouTube や Facebook といった場所、いまの私たちが使えるSNSのページで言葉を広めているからです。
そこへ、まさにこの言葉で攻撃が来ます。「お前では力不足だ。」「頭がおかしい。」「もうやめろ。」
一部は本物の人間で、一部はボット、一部は仕事としてそれをやっている工作員です。読んでいる側の画面からは、いま目に入ったその言葉がどれだったのか、見分ける手立てがありません。
それでも人は、そういう言葉を真に受けて一歩下がり、本当に自分は正しいことをしているのだろうかと考え直してしまいます。
小さな画面の裏側だと、人はいくらでも意地悪にも残酷にもなれます。面と向かって同じことを言うでしょうか。たぶん言いません。絶対に言いません。
そういう言葉を読むということは、自分の意識とエネルギーではなく、それを書いた相手の意識場とエネルギー場の内側に立つということです。他人の場の内側に立ったまま、自分が正しいことをしているのかどうかを決めるのは、とても難しいことです。
あなたにも同じことが起きます。マトリックスは、あなたの中のマインドという部分を通して当てられなくなると、あなたの周囲にいる人たちを使って当ててきます。
周囲の人たちの中に、そしてあなた自身の中にも眠っている感情を、ひとつ残らずかき集めます。そうやって動かすのは、あなた自身のものではないほうのエネルギーです。それをある速さまで震わせていきます。
たとえば、その速さまで来ると、何の理由もないのにアドレナリンが出てきます。不安になります。落ち着かなくなります。
マトリックスはそうやって、あなたを出発点まで引き戻そうとします。急に、これは悪い考えだったのではないかと思えてくる場所です。あなた自身の声で、こう思わされます。「やっぱり、世界なんて変えられないのかもしれない。」
マトリックスはあなたの意識に影響を与え、過去の記憶でそれを上書きします。かつてやろうとして、失敗したと感じている出来事の記憶です。その失敗に付け込んで、次の相手との新しい関係へ踏み出すことを怖がらせます。
なぜか。原因はあなたのほうかもしれない、と言ってくるからです。ほら、これがあなた自身の姿です。そう言って、現実ですらない像を差し出し、あなたはいったい何をしたのかと問い詰めてきます。
エゴの手は二つの向きを持っています。あなたのせいだ、と責める向きと、あなたは何も悪くない、と持ち上げる向きです。責める向きが以前あなたに効いていたのなら、今度は逆から言ってきます。
「あの関係が壊れたのは、あなたのせいではありません。いいえ、いいえ、いいえ、いいえ、まったく違います。あなたは素晴らしい。あなたは本当に素晴らしい人で、誰でもあなたと一緒になれたら幸運です。」
「だから、あなたを愛したいと思って人生に入ってきた相手なんて、要りません。」そう言ってきます。どちらの向きに振れても、それはあなた自身の偽の像です。当たるほうへ向けて差し出されているだけです。
それが効かないときは、マインドが元の相手の言葉を持ち出してきます。以前つき合っていたポールやメアリーが、あのときこう言ったのを覚えていますか、と持ちかけてきます。
「お前では力不足だ。」「その変な癖が、私はどうも好きになれない。あなたのそういうところが、好きになれない。」そういう類の言葉です。それは親から来たものかもしれませんし、ほとんど覚えていない子どもの頃の何かから来たものかもしれません。
あなたが分かっていないのは、その感情がいま、あなたの意識の側を上書きしようとしていることです。意識の側は、目の前の相手を取り違えていません。
その意識の側は、こう言っています。「いいですか。目の前にいるビルは、ポールではありません。この人は私の母ではありませんし、父でもありません。
「子どもの頃の友だちでもありませんし、私を惨めにさせた校庭のいじめっ子でもありません。私の人生に新しく来た人です。この愛には、ちゃんと賭けてみなければいけません。」
長いあいだ一緒にいた相手や友人が、あるとき急に態度を変えることもあります。なぜか。あなたが変化しているからです。
いま見せられているものは現実ではない、といまのあなたは理解しています。その理解が届いた瞬間に、マインドとマトリックスはあなたの周囲にいる人たちを叩きにいきます。
口論のとき、実際に何があったのかという記憶さえ、歪んで戻ってくることがあります。マインドと記憶は、そういう働き方をします。
口論は、怒りと動揺の振動を出します。それだけではありません。その振動は同時に、マトリックスがあなたに行かせたい方向へ、あなたを動かします。
そうやってあなたの意識を歪め、マトリックスが望むものへ、あなたをさらに量子もつれさせていきます。
マインドとマトリックスは、あなたの意識場とエネルギー場を変えて歪めます。そうして、世界についての偽の認識をあなたに持たせます。
あなたが見たと思っているもの、それは本当に現実ですか。それがあなたの世界を歪めます。
入口に置いた問い、消えたはずの顔ぶれがなぜ毎週現れるのかについては、ここまでで前半、あなたの側で何が起きているかを見ました。残りは Source Code X の側にあります。
次のレポートで扱うのは Source Code X、そしてソースの計画にすり替えられた偽物と、私たちのまわりの世界を形づくっている偽の意識です。このシリーズが渡そうとしている「どうやって」は、そこへ向かっています。