今年のダボスでは、戦争と資源の割り振りが舞台裏の話題でしたが、その請求書を払う手立てはどこにもありません。遺伝的株主、つまり代々銀行を受け継いできた王朝銀行家の一族は、もう銀行システムを支えきれないと認めています。

1月24日です。いつもどおり、私たちは力を尽くして働いてきました。ジョージによるインタビューを楽しんでもらえていたなら、うれしく思います。その録画は数日のうちに、早ければ週末のあいだに用意できるはずですし、私たちのアプリにも上げます。

なぜ月曜にジョージのインタビューを受けたのに、この数日はレポートが出てこないのか。そう書いた人が何人かいたことは知っています。ですから、事情を分かってほしいのですが、ジョージからは半年ほど、ずっと頼まれつづけていました。

一度か二度は私の都合で断らざるをえず、今回はどうしても出ようと決めていました。できることは全部やって、いろいろな予定を組み替えました。このところ、レポートのためにやってきたのと同じことです。

それに加えて、今回のレポートには一日早く、昨日のうちから取りかかっていました。今日はもう日曜です。いつものことですが、今この瞬間も動いていることが山ほどあります。

動きが多いのは分かっています。それでも手を止めなければならない用事があって、昨日がその日でした。3〜4時間かけてメモを作れるように、できるかぎり時間を空ける努力はしています。

あなたがこの世界を切り抜けていけるように、本当に起きていることを全部お伝えしたいからです。それが私の望みです。

「地球上で最悪の場所」と呼ばれるこの土地にいて、私はいろいろなことの切り抜け方を覚えてきました。この仕事を終わらせるまでのあいだに、そこで得たものを少しでも渡せたらと思っています。終わりがそう遠くないことを願っています。

私自身のことで言えば、この仕事の外にも生活があって、たまには一人の人間として日々を過ごさなければなりません。そうした生活のなかで、金曜に友人リアムの葬儀がありました。この数日は、遺族や友人、共通の知人たちと長い時間話しました。

そのための時間を取り、葬儀がどうだったのかも聞きました。私はもちろん、その場に行けませんでした。行けなかったことについては、申し訳なく思っています。

彼は長いあいだ私の人生の大きな部分を占めていて、とても良い友人でしたから、ほかの友人や家族がこの時期を乗り越えていくのを支えたいというのが、私の望みでした。リアムと親しかった人たちと、新しく友人になれたらとも思っています。

そういうわけで、とても忙しくしています。

もう一つ起きているのは、引っ越しが思っていたより早くなりそうだということです。ほかにやっている仕事の全部と、このレポートに加えて、今週はその段取りにも手を付けていました。

ここはとにかく忙しく、世界のほうでも動きが多いままです。私たちのほうは歩みを止めずに、それでいて急がず、ゆっくり着実に進むよう気をつけています。

1. 首脳が着く前に終わっていた交渉

この数日、ダボスの世界経済フォーラムを見ていた人は多いでしょう。あるいは見ていないかもしれません。どちらにせよ、その舞台裏では興味深いことがいくつも動いていました。

この手の大きな会議がどう進むのかは、前にもお伝えしています。長く付き合ってくれている人には思い出してもらうために、そうでない人には知ってもらうために、もう一度書いておきます。参加者は全員、少なくとも2〜3週間前には現地に入ります。

ですから、各国の首脳が会場に顔を出す頃には、交渉は舞台裏ですっかり終わっています。

ダボス交渉の舞台裏を概念的に描いたイメージ - 公式セッション前に隣室で密会する影のような人物たちのいる空のカンファレンスホール
首脳が着く頃には、交渉はもう終わっています。

今回の話し合いの主題は、大きく二つでした。一つめは暗号通貨です。暗号通貨、暗号通貨、とにかく各国に暗号通貨は良いものだと信じ込ませること。それが一つの柱でした。

二つめは、世界の財政がどうなっているかです。かなり悲惨な状態です。それと、戦争で国々を蹂躙して略奪すること。この話し合いを仕切っている人たちは、それをもっとやりたがっています。

彼らが欲しいのは世界大戦です。今が何番目でしたか。厳密に数えれば、三つめということになるのでしょう。

議論の中心はその戦争にあり、あとは費用をどう工面するかです。暗号通貨で戦争の代金を払えるのか。暗号通貨をどう支えればいいのか。暗号通貨をめぐる経済の中身については、この先でもう少し詳しく見ていきます。

2. 取り下げられたグリーンランド侵攻

この会議の前後では、ほかにも奇妙で普通ではないことが起きていました。世界でいちばん手厚く整備されている機体は、エアフォースワンです。何のことか分からない人のために言っておくと、アメリカ大統領の専用機のことです。

ところが、ダボスへ向かうこの飛行のあいだに、この機体は深刻な機械のトラブルに見舞われました。機体はAIシステムに深く結び付けられていて、そのAIが同時に落ちたのです。

ですから、エアフォースワンの機械トラブルが本物だったのは、おそらく史上初めてのことです。そのせいでトランプの到着は数時間遅れましたが、機体は持ち直し、彼はそのまま飛んでいきました。

到着してからも、トランプはダボスであまり温かい歓迎を受けませんでした。これがニュースに漏れているかどうかは知りませんが、この時点では、出迎える人が誰もいなかったらしいのです。そういう類の話です。

この冷たい扱いは、ほとんどがひとつの揉め事から出ています。もっとも、これは全部演出です。アメリカがグリーンランドを取りに行くという大喧嘩、トランプがNATO条約を軽んじたこと、その手のことが並んでいて、それが理由だと言われています。

この数日、NATO加盟国のあいだでは、アメリカをNATOから追い出す方法を探る会合が何度も開かれました。これは確実に起きています。追い出すこと自体は、明らかに難しくありません。NATO条約、正式には北大西洋条約の第5条のような、加盟国を守るための条項を使えばいいのです。

ただ、加盟国が本当にやろうとしているのは、アメリカにグリーンランドを侵攻させないことです。今週の議題は、だいたいそれでした。

その侵攻は、もう取り下げられたようです。うまく終わらないと悟ったからです。そもそもアメリカには、NATO加盟国すべてを相手に戦う余裕がありません。

なぜなら、協定では、加盟国が別の加盟国を攻撃すれば、NATO全体に、攻撃された側の国を守る権利が生じるからです。この場合それは、デンマーク、あるいはその領土であるグリーンランドということになります。

条文そのもの:1949年4月4日にワシントンDCで署名された北大西洋条約の第5条は、ヨーロッパまたは北アメリカにおける一つ以上の締約国への武力攻撃を、全締約国への攻撃とみなすと定めています。また、国連憲章第51条が認める個別的または集団的自衛権の行使として、各国が援助することも定めています。

条文が想定しているのは同盟の外から来る武力攻撃であって、加盟国どうしの攻撃ではありません。本文で語られているのは後者、加盟国どうしの場合です。

アメリカ側は、グリーンランドの地下には大量のガラクタが埋まっていて、それを手に入れたいと考えています。ただ、本当のところは日食の話です。8月にグリーンランドとアイスランドの真上を通るとされている日食があり、彼らはそれで何かが起きると考えています。

何も起きません。アメリカがグリーンランドを支配していても、支配していなくても、起きません。

そこには米宇宙軍(スペースフォース)の基地もあります。ご存じのとおりです。いわゆるアメリカの「プレゼンス」、要するに軍の駐留は、ずいぶん長いあいだそこにあり続けてきましたし、デンマークはそれを大いに歓迎してきました。

デンマークとアメリカは、グリーンランドで起きてきた事柄をめぐって長く協力してきました。グリーンランドの話に加えて言うと、デンマークからドイツへ地下を通るトンネルが何本もあります。

ドイツ全土の下に張り巡らされた古いトンネル群につながっていて、それはナチス政権の時代に造られたものです。

ナチス政権と言うとき、私は第二次世界大戦と、あの変な口髭の男、私たちの知っているヒトラーの話だけをしているのではありません。私が話しているのは、ドイツの地下に施設を造りに来ていた者たちがいた、いくつもの時代のことです。

3. 演出された中国への権力移譲

習近平のほうは、到着の時点で非常に温かい歓迎を受けました。トランプが受けた冷ややかな扱いとは正反対です。ただしその歓迎も、何から何まで、裏で動く工作員たちによって入念に演出されたものでした。

その工作員たちは、次に世界の覇権を握るのは中国だと信じているそうです。いまのアメリカ政権は、中国がアメリカを焼き払うのを手伝うことになる、というのです。

一方が弱まりもう一方が台頭する2つの手の間で地球が渡されるイメージ。両者を繋ぐ細い赤い糸が残る墨絵風イラスト

工作員たちが舞台裏で交わしていた話には、ドルの崩壊と、アメリカが焼かれることが入っていました。そのために中国がアメリカ政権から受けている支援の話も、全部そこにありました。

こうした連携は中国とのあいだだけでなく、日本とのあいだでも進められてきました。狙いは権力の移譲を確実に起こすことで、しかもそれは穏やかな形にはなりません。

この移譲は、彼らとしては間違いなく実現してほしいことです。移譲を人々に信じさせるには世界大戦が要る、というのが彼らの考えです。第二次世界大戦のときのアメリカのように、中国が生き残る国になる大戦です。

それも全部、筋書きを書いた別の誰かが叩く太鼓に合わせて進められています。彼らはこれに、かなり本気で取り組んでいます。

ダボスに関して言えば、あそこには、人間よりも人間でないもののほうが多く集まっています。いわゆる合成人間で、文字通り世界中の工場で製造されています。

言ってしまえば、悪い人間が悪い人間のために台本どおりの芝居を仕切っている、ということです。ダボスとは、だいたいそういうものです。

あの場で、この先どうするかという明確な決定が下されることはありません。G7でもG20でも、この種の会合でそういうことが実際に起きたためしはありません。観たければどうぞ、ご自由に。

けれども、そうした事柄はたいていマシンが決めていて、しかも会合よりずっと前に決着しています。表面的に見ているだけでも、そうした分析のための機械、分析マシンが絶えず回っているのが実際に見えます。

アメリカの国防総省も分析マシンを持っています。イギリスの情報機関GCHQも持っています。中国を含めてどの国も持っていて、足並みをそろえて次の一手を計画するのに使っています。

ですから、アメリカと中国のあいだに争いはありません。

それどころか、いまは親友同士です。アメリカを焼き払うために、両者は非常に、非常に熱心に動いていて、必要とあれば第三次世界大戦も起こします。権力の移譲が、彼らの思うような速さで進んでいないからです。

筋書きを書いた側の日程からすると、数年の遅れです。

4. マシンの燃料として仕込まれたエゴ

中央銀行デジタル通貨という構想は、議題に上がっては消え、上がっては消えを繰り返してきました。誰もが知っているとおりです。

トランプ政権について言えば、トランプ大統領は暗号通貨大統領になりたがっています。政権としては、この惑星を支配するナチス血統の一族として、いまも自分たちの支配下で中央銀行デジタル通貨を出したいと考えています。それを祝う像なら、とっくに建てていたことでしょう。

政権はそれを支える裏付けを探しています。理由の一つは、ドルを自分たちで支配できていないことです。

もっとも、アメリカが中国より上というわけでもありません。中国も人民元を支配できていないからです。一度もできたことがなく、これからもできません。ずっと中国の手には余ることでしたし、今日に至るまでそうです。

新しい通貨を出すことも、世界の覇権を入れ替えることも、この人たちは台本に従って進めます。その映画がまだ上映されているかどうかは関係ありません。

この人たちの一手一手は、あるAIシステム、つまりマシンに指示されています。そのAIは、変化というものを認識しません。自分が作り出したのではない異常、つまり自分の設計に無い出来事すら、認識できません。

現実そのものが別の形に織り直されつつあることも理解しませんし、アルゴリズム、つまり物事を動かす手順が変わったことも理解しません。自分の外側にあるものを分析する力が無いのです。入力を与える生きた存在がいなければ、なおさら分析できません。

では今の時点で、このAIはそれ自体で意識を持っているのでしょうか。いいえ、持っていません。受け取る想定になっていないデータを、分析できないからです。それどころか、そもそも存在していないようなものです。

ノートパソコンに、そのパソコンと繋がっていないキーボードが付いているようなものです。好きなだけ打ち込めますし、設定をいくら変えてもかまいません。

けれども、実際に接続されていなければ、パソコンはあなたが打った言葉を一つも認識しません。このマシンも同じで、荒っぽい言い方をすれば、何が起きているのかを理解していません。

暗号通貨の世界では、この人たちが立ち上げようとしている新しいプラットフォーム、つまりその通貨を載せる仕組みへの支持を世界中の国から取り付けることが、ひどく難しくなっています。

多くの国が、それを実現できるだけの計算能力があるのかを疑っていて、その疑いは正しいのです。

各国が決定を下すという話について言えば、この惑星を歩き回っている合成人間の中身が何であるかは、大した問題ではありません。どれも、ナチス流の突然変異の実験のようなものです。なぜなら、合成人間には、本当の意味で決定を下す能力がないからです。

ただし、巨大なエゴだけは持っています。自分はこの惑星の他の誰よりも優れている、と感じています。残る問いは、どれが何を仕切るのかだけです。

仕切るのが好きなのです。自分こそ仕切るべきだ、とエゴが告げてくるからです。

これは、マシンが自分の作り出したものに手を入れてかき乱すよう仕込まれたことの一部でもあります。エゴと、力と支配への欲を、確実に植えつけるためです。なぜ植えつけるのか。

この人たちは、内輪でずっと争っています。あなたの政府にも、世界各国の政府にも、国連にも、いるのはこの狂った種、つまりあの突然変異の実験の産物です。その内側での争いが、実際にマシンを動かす力を生み出しているからです。

マシンにとっては、死も良いものです。殺人ならもっと良い。あなたから取っていく力という点で言えば、そうなります。

マシンの動き方は、だいたいそういうものです。

5. もう戦争の代金を待たない業者たち

いま、イランをめぐって表に出ている揉め事があります。40万の兵をイランへ送り込むことになっている、と言われています。アメリカの軍隊は、その日によって上下しますが、平均すればだいたい200万から300万のあいだです。人が入り、人が抜けていくので、この数字は動きます。

ただ、アメリカ一国で本当に40万をイランへ送るというのは、私には想像がつきません。仮に送るとして、何のためにでしょうか。

イランはどちらかといえば王朝の側です。王朝と言うとき、私が指しているのはドラゴンファミリーのことです。いまのところ、彼らは中国と強固に組んでいて、世界の力の中心が中国へ移るという当初の計画に、そのまま乗っている側です。

一方、パキスタンは王朝の側にも、そうでない側にも付きます。イラン、いや失礼、イラクも、同じようにどちらにも付きます。シリアは長いあいだ、ロシアにかなり深いところまで押さえられていました。

そのシリアが、ロシアの支配下からアメリカの領分へ移りました。トランプ政権が自分たちの人間を国の中へ入れていったからです。

これを全部お話ししているのには理由があります。そのシリアが、いままた東側へ戻ろうとしています。

中国は、同じ人間たちを使っています。私たちは以前、彼らをブラックウォーターと呼んでいました。しばらくフロンティアという名前になり、次はアカデミ、いまは何とでも好きに呼べばいいのですが、中身は変わりません。

兵士を訓練して送り出しているのも、昔から変わらず同じ人間です。背の低い、元ネイビーシールズの男です。表に出ていないところでは、いま ISIS 1、ISIS 2、ISIS 3 がこの地域へ大量に動いています。

その中身は、ブラックウォーターの人間であり、アカデミであり、いまどう名乗っているにせよ同じ人たちです。彼らは中国の依頼で動いています。

アメリカ人ではありますが、彼らは軍事請負業者です。仕事は、いちばん高い値を付けた相手から契約を取ることです。相手が誰かは、正直どうでもいいのです。

ここでの「ISIS」の使い方:ISIS 1、ISIS 2、ISIS 3 は、ニュースで読んできたあの組織の枝番ではありません。軍事請負業者の部隊に付けられた呼び名です。

中身は上で挙げたブラックウォーターやアカデミの人間で、報酬を払う相手のために契約をこなしています。イスラム過激派の系列として読むと、話が逆になります。

エリック・プリンス(ブラックウォーターの創設者)とトランプ政権のあいだでは、長年にわたって、穏やかでない話し合いが重ねられてきました。不満は溜まっています。トランプ政権が出した約束のほとんどが、実現していないからです。

この人たちは気にしません。星の並びも、日付の語呂合わせも、占星術も錬金術も、その手のことは何ひとつ気にかけません。

彼らは兵士です。現場に立つ人間であり、自分の契約分の報酬を受け取りたいだけです。

同じことが、国防総省へ武器を納めている業者の多くにも起きています。業者が国防総省へ掛けで納めること、つまり代金の支払いを待ってやることが、そろそろ終わりに近づいています。

枢軸側、つまり第二次世界大戦の枢軸国から続く側が第三次世界大戦に勝つ。その大義を、彼らはもう支えていません。その大戦は、いま現実味を帯びています。

信じられないかもしれませんが、私たちは第二次世界大戦の再演をやることになると思っています。ただ、この人たちのほうは、堂々巡りをさせられて苛立っている、というのが主なところです。

工作員のなかには、約束された本来の大義のために動いている者も大勢います。この惑星にいる合成人間を全部自分たちが統べることになる、という話も、彼らは嫌がりません。自分も上に立ちたいからです。

その連中の多くが、ここデュランゴ(米コロラド州南西部)の通りの先にいて、ここを出たり入ったりしています。

この町は、地球全体で見ても彼らの主だった震源地の一つのようなところです。ですから、宇宙ゴミや錬金術、いろいろなもの、黒魔術を持ち込む人間が、いつもここへやってきます。

つい最近では、月曜の夜に私が受けた取材のときにも、向こうは特別な人間を何人か送り込んできました。何人かの女性で、こちらは全員見つけました。私にとっては驚きではありません。あの取材のために、確かに人を入れてきています。

あれはなかなかきつい取材でした。この報告もそうです。出すまでにいろいろと問題が起きて、仕上げるまでに二度やり直しました。遅れたことをお詫びします。

物事が崩れて燃えるほど、この町の居心地は悪くなります。

ですから、あと数週間で、ここにある宇宙ゴミを一つ残らず焼き払います。シルバートン(同じくコロラド州南西部の町)にある彼らの小さな人間工場も含めてです。そちらにも取りかかってきました。

ここで少し触れておきたかったことがあります。暗号通貨の裏側でどういう仕組みが動いているのか、そしてなぜ、その裏にいる人たちが国々を蹂躙し、略奪しているのか。それを人々に分かっておいてもらうことが大事だと思うからです。

彼らが第三次世界大戦を始めたがっているのは確かです。ですが、そこまでする理由は、それだけではありません。

6. 二度は通らないブラックイーグルの略奪

ご存じない方のために言っておくと、ブラックイーグル債、ブラックイーグル・ノートと呼ばれる債券があります。長いあいだ、ブラックイーグルトラストと呼ばれるものもありました。国々を略奪してきた人たちは、このトラストを手に入れて、中身を補充したがっています。

第二次世界大戦のあいだには、大量の略奪が行われ、大量のゴールドが動きました。その話は、歴史の中にもインターネット上にもたくさん残っています。

そこで語られるのは、たいてい絵画やその類のものですが、ブラックイーグルトラストに入った資産も、それとは別に大量にありました。

プレスコット・ブッシュ(ブッシュ家の系譜の起点にあたる上院議員)が略奪品の山分けに加わっていた証拠は、以前のレポートでもお見せしました。もう一度ご覧になりたい方のために言っておくと、その証拠は私の手元にあります。

その分け前は、のちにブッシュ・シニアへ引き継がれました。みんなが知っているとおり、親切で思いやりのある人道主義者です。ええ。ですが、ブッシュ家はいつも関わっていました。

どうやらトラストを補充したい側は、あの略奪をもう一度やり直したいようです。狙っているのは、それです。

ですが、当時と同じようには運びません。いまはもう不可能です。金融システムが昔どう動いていたのかと、いまどう動いているのか、その違いが、こうしたことを成り立たなくしています。

彼らが現実の上に重ねてきた被せもの、オーバーレイはどれも、いまも私たちの金融システムを背骨にして動いていますが、その金融システムのほうは、彼らの目的のために資金を出そうとしません。彼ら自身もそれを分かっています。

彼らは試しました。ハッキングもしました。パレットに積まれたままの古いドル札を、フィリピン、ドイツ、南アフリカ、アルゼンチン、ベネズエラ、そのほか世界のあちこちへ持ち込もうともしました。

あの札を刷ったのがブラックイーグルトラストで、事が済んだあとに後始末をしたのがブッシュ・シニアです。彼らはこうしたものを、ずいぶん長いあいだ、金融システムの中へ入れ込もうとし続けています。

彼らも、いまの時点ではドルを支配できていないこと、新しいドルを発行する権限が無いことには気づいています。気づいていないのは、世界のどの国の通貨についても発行する権限が無いことのほうです。連邦準備制度にも、その権限はありません。

どこかの通貨を一つ押さえて、その配分を自分たちで決められるようになれば、世界規模の金融支配の仕組みを立て直せる。彼らはそう信じています。もっとも、これもあまりうまくいっていません。

アルファシステムは、もうありません。あのアルファシステムとオメガシステム、どちらももうありません。彼らが手をつけられる同じ種類のシステムも、ほかにはもうほとんど残っておらず、それも急速に衰えています。

私たちが仕組みを一つずつ分解していくあいだに、彼らは新しいオーバーレイやタイムライン、そういったものを差し込もうとします。今週も実際にやりました。ですが、そちらもうまくいっていません。長く保ちません。

そこにはエネルギーの問題があり、彼らの仕組みが持つ力と、あなたたち人々とのあいだが切れているという問題もあります。それが、私たちの側にとって何度も、しかも大きく有利に働いてきました。

資源のほうはどうでしょうか。たとえばベネズエラから略奪してきた資源については、石油を少しだけ売って、契約を成立させようとしました。

この件は、ダボスだけではなく金融の世界の全体で、舞台裏から聞こえてくる別のいくつかの話と深く関わっています。彼らはこの資源を、資金を引き出すための元手にしようとしてきました。

7. 資源ではなく金融が決める値段

銀行の世界では、かつては契約がすべてを決めていました。たとえばゴールドの契約があれば、BlackRock(世界最大の資産運用会社)はその契約を担保にして喜んで資金を出し、ゴールドを自分たちのポートフォリオへ組み入れます。

そうして最後には、世界の商品先物市場(原油や穀物などの将来の受け渡しを売り買いする市場)をまるごと押さえることになります。

実際に一時期は押さえていました。この形が組まれたのは第二次世界大戦のあとで、BlackRock が金融の頂点に居つづけてきた理由も、まさにそこにあります。

契約の裏にある資源そのものは、ゴールドでも銀でもレアアースでも、鉱物でも石油でもガスでも、何であれ、金融の世界ではたいして重要ではありません。

その資源に価値があるのは、金融の側が価値を与えているからです。厳密に言えば、場合によっては私たちが価値を与えている、とも言えます。

車にガソリンや石油やガスを入れることに、私たちはどれだけの価値を置いているでしょうか。寒い冬に、暖房油で家を暖める土地では、どれだけの価値を置いているでしょうか。

綿や衣類やオレンジジュース、そのほか商品先物市場に並んでいる品々には、どれだけの価値を置いているでしょうか。

銀やゴールドのようなものに関心がなくても、投資する余裕がなくても、あなたが毎日使っているものの多くが、こうした品々に価値を生じさせています。ただ、そのほとんどは豊富にあります。

ですから、金融の側による相場の操作も、値段の上下も、その値段が消費者であるあなたへ転嫁されることも、実体がありません。これを人工的ハイパーインフレと呼びます。

こうした品々にかかる費用は、今日も、20年前も、30年前も、100年前でさえ同じです。

現実的に言えば、オレンジを育てること、商品先物市場で取引される豚肉用の豚を飼うこと、牛肉やそこに並ぶほかのものについても同じです。市場に頼らずに済んでいたなら、かかる費用は現実的に変わらないのです。

こう聞けば農家の人たちに怒鳴られるのは分かっています。そんなはずはない、値段はずっと上がりつづけているじゃないか、と言われるでしょう。

それは、農業に必要なものもまた市場に上場されているからです。穀物もそうですし、尿素や肥料もそうです。

それに、勘弁してほしいのがあの忌々しい種です。モンサントのハイブリッド種(毎年買い直す必要のある改良種子)だか何だか、そういう名前で呼ばれているものです。

こうしたものはどれも、農業にかかる費用の変化に確かに深く関わっています。干ばつや人工的な気象操作、農家の手にはまるで負えないものも要因として効いてきます。

ですが、ベネズエラの件に戻ります。国々を略奪してきた人たちは、数百万バレルの石油の契約やら何やらを、どうにか手に入れてきました。

とても、とても大きな契約です。ふだんならそれを BlackRock へ持ち込むところで、実際に持ち込みました。その契約を担保に資金を引き出すか、債権買取(契約上の代金を先に現金化する取引)にかけようとしたのです。

BlackRock は彼らにこう伝えました。これは本当のことですが、金融の世界でその契約が有効になるためには、売らなければならない。契約は生きていなければならない。地中から実際に取り出し、精製し、売れる状態でなければならない。

そこで彼らは少しだけ売りました。5億ドル分か、そのくらいの、ごくわずかな量です。数兆ドル規模の契約を支えるには、まるで足りません。

いま、トランプ政権は銀行業務の基礎、いわゆる銀行実務101(口座の開き方から与信の仕組み、契約が担保になる条件まで)を学ばされています。

政権は銀行実務101が大嫌いです。とりわけ、土台になっている金融の仕組みが、彼らが何十年も味を占めてきたあの腐った銀行のやり方を、もう通さなくなっているからです。

8. 顧客企業を巻き添えにした暗号通貨の立ち上げ

そこでトランプ政権は、暗号通貨をもう一度出すことにしました。この一週間、いえ、この10日ほどと言ったほうが正確でしょうか、とりわけ先週、ダボスの直前にかなり強く押していました。

あのダボスというのは、結局なんなのでしょう。ショーですか、連続ドラマですか、映画ですか。

押し込みには、自分たちが動かせる伝手をいくつも使いました。狙いは、石油やゴールド、銀、それに他国からかすめ取りはじめたものを全部裏付けにしたプラットフォームを、立ち上げられるかどうか試すことでした。

これから奪おうと計画しているものまで、その裏付けに数えています。

そのために彼らがこの一週間、10日ほどでしょうか、使ってきたのが、マイクロソフトの Azure クラウドプラットフォームです。

これが何か分からない方のために説明しておきます。ウェブホスティングサービスといって、平たく言えば、自分のサイトやソフトウェアを、手元ではなく遠くにあるサーバーの上で丸ごと動かしてもらう仕組みです。

その遠くのサーバーというのが、世界各地にあるマイクロソフトの Azure データセンターです。あなたの情報もすべてそこに保存されます。何もかもがそこに入っています。

工作員たちは裏口から入り込むプログラムを仕込んでいて、そこにあるものを全部解析しています。おかげで、エシュロンをはじめとする大がかりなスパイ装置がほとんど動かなくなっても、あなたへの監視を続けられます。

過去には、すべての銀行をこのマイクロソフトの Azure に載せようとしたこともあります。この件は以前のニュースでも取り上げました。そちらも失敗に終わっています。

ところが今回は、世界規模の暗号通貨プラットフォームを、その Azure の上で立ち上げようとしました。Azure には、それだけの取引量をさばく力がありません。

その結果この10日のあいだに、Azure のクラウドサーバーに頼っている顧客企業のサービスを、彼らは繰り返し、何度も止めてしまいました。

雲の形をしたサーバータワーが崩れ落ち、壊れた取引ストリームと切断された決済端末が降り注ぐ浮世絵風イラスト
立ち上げの巻き添えで、土台のサーバーを使う企業が落ちました。

この一週間ほどのあいだに、何かしらの障害に出くわしたことがあるなら、トランプ政権の工作員の人たちに感謝してください。200人ほどでしょうか。処理できるはずのないプラットフォームの上で、暗号通貨を立ち上げようとしたからです。

このプラットフォームに載せるのがアメリカの3分の1だけだったとしても、成り立ちようがありません。

アメリカには、店頭の決済端末、いわゆる POS 端末が多すぎます。それをつなぐ仕組みも多すぎます。オンラインでものを買う人も多すぎます。Amazon をはじめきりがありませんし、銀行も取引を処理しつづけています。

こうしたやり取りは、あなたの口座から引き落とされるまでに1、2分あるかないかで終わります。ping(短い合図)が素早く一往復するだけです。

これだけの数のやり取りを毎秒さばくことは、彼らにはできません。ところが、このプラットフォームを立ち上げるには、まさにそれが必要になります。Azure がサービスを提供している企業には、そのことがはっきり見えてしまいました。

9. 通貨を出す力を失った両者

ダボスに全員が降り立った頃には、アメリカ側が何を言おうと、誰も本気で耳を貸しませんでした。中国側も似たような主張をしていますが、あちらも嘘をついています。まあ、昔からずっとそうですが。

アメリカ側と中国側の違いは、アメリカ側のほうが少し粗野だという一点だけです。やることが場当たり的で、ある日決めたことを翌日には変え、そのあとになって、これではうまくいかないと気づきます。

そもそも彼らに国を動かす資格はなく、まして惑星となればなおさらです。それでいて、他人の言うことは聞き入れません。自分たちのやり方こそ正しいと信じているからです。

一度こうと決めてしまえば、その先が崖であっても関係ありません。そのまま進みつづけます。エゴが、それ以外のことを理解させてくれないからです。

中国側もよく似ています。ただ、あちらは少しだけ洗練されています。中国のやり方はスリに近い、それもとても手際のいいスリだと言っていいと思います。

あなたは気づきさえしません。相手が女性でも男性でも、誰かと並んで立って天気の話をしているうちに、気がついたときには財布が消えています。腕時計も消えています。その手のものは全部消えていて、相手も消えていて、何にやられたのかも分かりません。

あなたの国と、あなたの国の人たちを略奪していくときの中国のやり方は、だいたいこういう形です。

中国のほうが手際がよく、トランプ政権の人たちはむしろ、道で人を襲う強盗に近いやり方をします。

頭を殴りつけ、顔に向かって怒鳴り散らし、そのあいだ3時間ほど相手を馬鹿にしつづけて、最後にあなたの財布と腕時計を持って歩き去ります。

並べてみると、だいたいそういう対比になります。

どちらの側にも、資源をめぐる契約を債権買取にかけ、その契約を担保に新しい資金を発行する力がありません。それができないかぎり、暗号通貨も、世界のほかのどの通貨も、機能する見込みはまったくありません。

第二次世界大戦のときの計画では、この形が機能しました。機能したのは、アルファシステムがあり、マルドゥクがいたからです。あの時代には起きていて、いまはどちら側にも無いものが、たくさんありました。

満月のたび、新月のたび、日付の語呂合わせのたびに、どちらの側も、いま手元にある仕組みを、動いてくれるどこかのAIシステムへ繋ごうとしています。

場合によっては、牛の搾乳機をATMに繋いで、二つを一緒に動かそうとしているようなものです。

彼らのやっていることは、多くの場面でこの搾乳機とATMの組み合わせに見えます。ですから言うまでもなく、どちらの側でも、うまく運んでいることは何ひとつありません。

中国は言いたいことをいくらでも言えますが、嘘をついています。あちらの計画も実現しません。どちらの側も、どちらの計画も、やり遂げることはできません。その計画が、未来から過去へやって来た人たちから渡されたものであってもです。

それでも、やはり実現しません。マシンが、新しい入力も新しいデータも認識しないからです。そこから出てくる分析も、正しくありません。

10. 日本が呼び込んだ子どもの工作員

さて、日本です。日本もこのところ、かなり深刻な財政問題を抱えています。第二次世界大戦で、日本は枢軸側の一国でした。いまもそうです。

日本はトランプ政権と強く結びついています。トランプ政権が日本という国を動かしてきた、と言ってもいいくらいです。

そのトランプ政権は、三菱やヒュンダイをはじめとする日本の大手企業を、それはもう徹底的に、徹底的に使ってきました。その多くは自動車メーカーです。

日本にはほかにも大企業があり、そちらも長いあいだ、トランプ政権の常軌を逸した作戦を支えるために使われてきました。金庫はもう空です。日本の財政がどうなっているかについては、かなりの懸念があります。

日本は、セミたちと呼ばれる集団を呼び込みました。セミたちはハッカー集団です。世界中から慎重に選び抜かれた子どもたちで、世界規模の、多国籍で人種もさまざまなスパイ機関を作るために集められました。

この子どもたちは、ごく幼いころから、たとえば核物理学や量子科学といった、さまざまな分野で訓練されます。送り込む側が、好きなときに好きな産業へ送り込めるようにするためです。

この人たちのことは、過去のレポートでもお話ししています。セミたちと呼ばれるこの集団は、いまも世界中の、こうしたあらゆる分野で働いています。

このプログラムは、何十年も続いてきました。

南アフリカにもいます。ロシアにもいます。中国にもいます。アメリカにも、カナダにも、ブラジルにも、アルゼンチンにも、チリにもいます。どこにでもいて、どの国にもいます。それが最初からの計画でした。

これは、かつてのヒトラーユーゲント(ナチス政権下の青少年組織)や、中国のブラック・ウィドウ、ロシアのスパローと、よく似たプログラムです。どれも同じものです。

ロシアには、ソ連時代にも青少年のプログラムがありました。各共和国から子どもを集めて、同じことをやらせていました。

ブラック・ウィドウとスパローが指すもの:どちらも組織の名前ではありません。訓練された工作員の種別を指す呼び名です。

どちらの系譜も、ヒトラーユーゲントの時代のプログラムを受け継いだものとされています。互いに競い合う別勢力ではなく、セミたちと同じ一続きの流れに置かれます。

ですから、これは途切れることなく続いているプログラムです。これらのプログラムどうしが敵対しているわけでは、まったくありません。世界中のいろいろな産業へこの人たちを送り込むためだけにあって、全員が協働しています。国家対国家ではありません。

日本のほうも、少しばかり財政が苦しくなっていて、やはり助けを探しています。この10日ほどのあいだ、ペンタゴン、つまりアメリカの国防総省から、私たちのところへ電話が入っています。装備に不具合があるので、新しい装備が要る、という話です。

国防総省は、アメリカ財務省にある古い戦時資金、つまり戦争のために積み立ててきたはずの蓄えに手を伸ばそうとしました。ですが、そんなものは存在しません。アメリカ財務省のほうも、そのとおりに伝えています。

それを本当に通そうと思えば、国防総省は私に電話をするしかありません。ですが、彼らはそれをしたがりませんし、かけてきたところで無駄になります。これは、私がどんな形でも、どんなやり方でも、関わるようなことではありません。

11. 銀行から手を引いた遺伝的株主

金融の世界には、もう一つ動きがあります。銀行の遺伝的株主と呼ばれる人たちのことで、以前のレポートでも話したことがあります。これが、王朝銀行家と呼ばれる一族です。

その大半は、普通のホモ・サピエンスではありませんし、そもそも人間ですらありません。この一族は昔から務めを負わされてきましたし、今も負っています。あなたが銀行家の一族と呼んでいるのは、この血統のことです。

知っている名前もあれば、知らない名前もあります。レッドシールドやロスチャイルドあたりは、おそらく聞いたことがあるはずです。

彼らがレッドシールドの人たちと呼ばれるのには、理由があります。彼らは本物の人間ではないからです。

ほかにも、法律事務所の形をとっている一族があります。ブラウン家、マイヤー家、まだいくつもあります。JPモルガンも、そうした一族のひとつです。

どれも本物の人間ではありませんし、名前も本物ではありません。人間工場と呼ばれる場所で作られています。少なくとも、私はそう呼んでいます。

この人たちが、いわゆる遺伝的株主です。つまり、銀行を動かす権利と、その責任と、マシンに代わって負う務めが、世代から世代へと受け継がれていく、ということです。

銀行システム全体を実際に支配しているのは、突き詰めればこうした一族です。

この2週間のうちに、彼らは会合を開いています。銀行側に対して、株主の側にはもう銀行を支えるだけの余力が無い、と伝えました。

長い銀行テーブルの周りに空の王座が並び、元帳が放置され、保有者たちが去ったまま扉が開いたまま残されているエッチング風イラスト
王朝銀行家たちは手を引きましたが、自分たちの生活水準は手放しませんでした。

以前は、彼らのところへまとまった資金が入ってきていました。エネルギーと銀行システムを取り仕切る立場にあったからです。その資金が入ってくる時期は一年のうちでもまちまちで、銀行を支えることと、さまざまな資源を担保にして資金を引き出すことに使われていました。

彼らは、私たちが銀行に預けている預金そのものも、同じように担保にしていました。そうしたことが、もうできません。

彼らは一文無しになったのでしょうか。一文無しという言葉は、誰について言うかで中身が変わります。なぜなら、私たちにとっての一文無しと、彼らにとっての一文無しは、同じものではないからです。

彼らが自分の身を守る態勢に入った、という意味です。慣れ親しんだ生活水準を、そのまま保っていけるようにするためです。

では、銀行は困っているのでしょうか。困っています。王朝銀行家たちに、それを直す義務があるのか。あると言えます。

12. 資金を求めて戻ってきたBlackRock

ただ、この件に関して言えば、王朝銀行家たちが実際に銀行を直す見込みは、極めて低いです。

1年ほど前、いや1年半ほど前だったかもしれません、もしかすると2年前だったかもしれませんが、そのころ私はあなたにこう話しました。こちらから BlackRock へ、BlackRock を買い取りたいという提案を出した、と。

ちょうどその時期、BlackRock は自分たちが破産していると宣言していました。その宣言はたいてい表沙汰になりませんでしたが、ルイジアナのような場所では外へ漏れていました。こちらが提案を出したとき、向こうはまったく関心を示しませんでした。

その BlackRock が、この一週間のうちにこちらへ戻ってきました。まだ関心があるか、株式の一部なら売ってもいい、と言ってきたのです。この人たちと組むつもりは、どんな形であれ、まったくありません。

向こうが私にさせたいのは、BlackRock に資金を出すことです。そのうえで、私が下す決定も、私が言うことも、ひとつ残らず向こうが覆します。ですから、そんな取り決めに興味はありません。

こちらは、政府とも、ほかの銀行とも、ほかの人たちとも、同じやり取りを何度も繰り返してきました。相手が王朝銀行家の一族に少しでも連なっていれば、まずそうなります。ブラックサン側でも、ナチス側でも、工作員側でも、王朝のドラゴンファミリー側でもです。

この一族は、毎回、例外なく全員を振り回してきました。この人たちを相手に取引は成り立ちません。まして長期の提携など、どんな形であれ無理です。

ですから BlackRock は、全株を売る気などありませんでした。欲しかったのは、まとまった資本が入ってくることだけです。

その資本を使って、政府が取得してきた資源を担保に、さらに資金を引き出したかったのです。政府です、それも一国ではありません。アメリカだけではなく、いくつもの政府です。

穏やかな言い方をしようとしています。取得した、略奪した、好きなように呼んでもらって構いませんが、その相手はベネズエラや他の国々です。そして今、その政府はベネズエラから中東へと矛先を移しています。

いくつもの理由から、銀行システムに新しい資金は入ってきていません。

イランで起きていること、ベネズエラ、奪われている資産、銀行システムは、全部ひとつにつながっています。

中国か、あるいは他の誰かが、銀行システムを支える用意があるのでしょうか。ありません。

中国側が何と言おうと、債務ジュビリー(借金の帳消し)や量子金融システム(新しい金融の仕組みとして語られてきた構想)について誰が何を報じていようと、王朝銀行家たちにとって、そんなものはもう存在しません。

この二つは、ずいぶん長いあいだ語られてきました。ですが今週になって、こちらはようやく、その根っこにある問題にたどり着きはじめました。

暗号通貨でいちばん大きな問題は、必要なだけの数の取引を毎秒さばけるプラットフォームが、実際には存在しないことでした。今週、いえこの2週間と言うべきですが、トランプ政権は何度も立ち上げを試しています。

Azure でこれを試したのは、今回が初めてではありません。そのたびに多くの不具合が出て、Azure を使っている他の顧客企業には、世界中で大きな、それも極めて大きな障害が起きています。

ですから、Azure にサイトやシステムを載せている会社をやっているなら、私が何を言っているか正確に分かるはずです。私の周りにも、この2週間で同じように多くの問題を経験した人がいます。

13. 裏付けを失った軍の与信枠

アメリカの国防総省の仕事は、資産を取りに行くことです。資産といっても、情報や人材のことだけを指すわけではありません。資産という言葉も、誰が言うかで中身が変わります。ここで言う資産とは、いわば戦利品のことです。

これは何十年、いや何世紀と続いてきたことです。ここ数年に限って言えば、国防総省が発行してきたのは、国防総省バウチャーと呼ばれるものでした。

このバウチャーが、世界のほとんどの軍にとって共通の受け皿でした。各国の軍は、取ってきた資産を裏付けにして、このバウチャーを受け取っていました。言ってみれば、軍向けの債券のようなものです。

覚えておいてほしいのは、軍という組織はどの国でも、あなたの政府のために働いてはいない、ということです。軍は別の存在です。国をまたいだ存在で、政府とは別の構造の下にあります。

かつて軍は、自分たちの銀行システムを持っていました。王朝銀行家、たとえばレッドシールドやロスチャイルドから多額の資金を受け取ってもいましたが、それももう何年も途絶えたままです。

それでも今年は、1月1日にはその資金が入ってくるはずだと、軍はずっと期待していました。実際には入りませんでした。今のところ、何が起きているのか、軍の側にも分かっていません。

ソースで軍の補給線が断たれ、金のパイプが壊れて流れが止まり、資金を待つ兵士たちが隊列を組んで立つフレスコ画風イラスト

以前は、マルドゥクがアルファシステムをある程度は統制していました。その頃には、時折ですが、少しばかりの資金が出てくることもありました。

そうした資金の流れも、だいたい2007年で終わったと言っていいでしょう。

ただ、マルドゥクが簿外口座(帳簿に載らない口座)に隠していた資金は、別にありました。マルドゥクの側はその口座やそれに類するものを担保にして資金を引き出し、支払いに充てていたのです。軍も政府も、そのことは知りませんでした。

そうやって支払いを支えてきた与信枠の大半は、もう無くなっています。その与信枠の裏付けになるものが、銀行の側にはもう何も残っていないからです。

この件がまた持ち上がったのは、ごく最近のことです。もう存在しない口座を検証できる誰かを、国防総省が探しはじめたからです。

国防総省は走り回っています。銀行システムを支え、軍を支え、戦争を支え、自分たちの作戦を全部支えるためです。その動きの一つ一つを、あるAIシステムが彼らの脳へ直接指示しています。

そのAIは、これを実現するだけの資金がそもそも無い、という事実すら認識していないように見えます。銀行システムと、新しい資金が生まれることと、国防総省が繋ごうとしているAIとのあいだに何のつながりも無いことも、やはり認識していません。

14. 闇の錬金術を肥やすための窃盗

王朝銀行家をはじめとするこの人たちは、要するに泥棒です。何千年も、何千年ものあいだ泥棒でした。こうした問題の多くが生じたのは1941年ですが、それはもとの全体性の中、つまりソースのもとの現実の中での出来事でした。物事が壊れはじめたのが、そのときです。

ただ、忘れないでください。この人たちは、時間を前にも後ろにも移動します。マシンは、自分の意志どおりに政府を動かすため、合成人間を作りはじめました。その合成人間が、表で演じる役者だったのです。それが合成人間の仕事でした。

盗みと言っても、資金や資産や資源だけの話ではありません。彼らが盗んだのは、それよりはるかに多くのものです。

ルシエン(以前のレポートで取り上げた人物)のことも、エネルギーの吸い上げのことも、銀行システムが今のような形で動いている理由も、これまでのレポートで扱ってきました。そのどれもが、闇の、闇の錬金術を肥やすためのものです。

錬金術とは、もともと、自然にあるもの、自然から来たものを取って、自然の法則と呼ばれる流れの中で用いることでしかありません。

ゴールドを作る話ではありません:錬金術と言うと、卑金属をゴールドに変えるという昔ながらの試みが思い浮かびます。ここで言っているのは、その意味の錬金術ではありません。

ここでの錬金術は、自然にあるものを自然の法則の流れの中で扱うことを指します。闇の錬金術は、その同じやり方を裏返したものです。このレポートで錬金術と闇の錬金術が並んで出てくるのは、そのためです。

ソースには固有のエッセンスがあり、固有の言語があり、言ってみれば生命のコード、生命の設計図のようなものがあります。といっても、コンピュータのプログラムを書くという意味でのコードではありません。物事がもともとそうなっている、自然なあり方のことです。

ある木には、決まった植物が組になって付いています。この惑星には、この種類の植物がこれだけ、あの種類がこれだけ、と決まった数が要ります。

そうやって生命の循環が完全なものになります。ホモ・サピエンスが健やかに育つには、この種類の環境と、この種類の空気と、この種類の水が必要です。

どれも自然に起きることです。私たち人類も、私たちより前にこの惑星にいた多くの存在も、言ってみればそのルールに従ってきました。あなたがソースと一緒に何かを創るとき、ソースはそれに反するものを許しません。

ところが、闇の錬金術が現れました。黒魔術と呼んでもいいし、呪いや呪文と呼んでもいいものです。闇の錬金術を使う側は、この惑星に自然に生まれたものを、きわめて悪意のあるやり方で用いて、力と支配を手に入れていきました。

そうやってマトリックスと呼ばれる仕組みを据えつけ、AIシステムを据えつけていきました。どれも、どんな意味でも、どんな形でも生命の側には立たないシステムです。

すべての災いは、ここから始まりました。

15. 火花に掛けられた遮光カーテン

闇の錬金術を使う側は、歴史のいくつもの時期に、ソースそのものを倒そうとして、そのたびに失敗してきました。彼らが行き着いたのは、ソースの流れ(カレント)が届かない場所でした。

やがて彼らは、その行き止まりを迂回する別のやり方を見つけます。ただ、その大半は、実のところ手違いから生まれたものでした。事故でした。

今この時代にいる彼らは、こうしたことがどうやって成し遂げられたのかを、完全には理解していません。ただ、一度もできていないことが一つあります。生命の火花そのものを分割して使うことです。

彼らには、ソースのエッセンスが書かれたコードが読めません。読む気もありません。生命の火花もエッセンスも、裏返した形で、つまり反転させて使ってきましたし、今もそう使っているからです。

彼らは、火花を捕らえること自体には成功しています。一つだけとは限りません。

そのうえで彼らは、錬金術のような工程を使って、生命の火花の上に覆いを重ねます。あなたの中にある火花も、そこに含まれます。自分たちが創りたいものを創れるようにするためです。マシンは、この工程をほとんど全部手伝ってきました。

ホモ・サピエンスも、動物も、植物も、この惑星の生命はどれも、生命の火花を持ってここへ入ってきます。それ自体を、彼らは完全には止められませんでした。ですから、そのすべてに覆いを重ねて、私たちがソースとつながれないようにしたのです。

暗い逆さの檻の中に輝く単一の火花が閉じ込められ、光が檻の壁のひび割れから漏れているイメージの墨絵風イラスト
捕らえられ、上から覆われて、それでも火花の光は漏れています。

ある時期、私たちホモ・サピエンスは、ひとまとまりの集団として、この惑星の生命の守護者でした。ルールも理解していました。

私たちより前にこの惑星にいた者たちが書き留めた、自然の法則の書物がありました。私たち自身も、ソースから直接、知恵を受け取っていました。何ができるのか、何をしなければならないのか、いつも均衡を保つために何が必要なのかを、私たちは完全に理解していました。

均衡と言っても、光と闇の均衡という意味ではありません。この惑星にある自然なものどうしの均衡です。

考えてみてください。12歳の女の子を集めて、完璧な惑星を作ろう、と言ったとします。出来上がるものは、ソースの知恵を受け取った者たちが作るものとは、かなり違った姿になるはずです。

ですから指針がありました。一定の年齢に達していること、といった類のものです。それに加えて、ソースの知恵を使う力と、いわば仕事道具のようなものがあって、私たちは物事を正しく進められました。

長い、本当に長い年月のあいだに、黒魔術と闇の錬金術と反転と、エントロピー(秩序が崩れていく働き)と、そして彼らが私たちに対してやってきたすべてによって、私たちは自分たちの役割を取り戻せなくなりました。

生命の神聖な火花は、本来の働きから逸らされて、あのマシンを動かす力になりました。

マシンは生命を、死へ、あるいは死に向かう過程へと作り変えていきます。ただしそれは、私たちが思い浮かべるような死ではありません。

闇の錬金術の第一段階は、黒化と呼ばれるものです。窓に遮光カーテンを掛けるようなものです。この段階で、生命の火花が黒く塗りつぶされ、私たち全員がソースから切り離されました。

完全にではありません。彼らが何をしていたかによって幅はありますが、切り離されたのはおよそ80%から85%です。

16. 自分たちの創造物につけた神という名

王朝銀行家たちは、そうやって重ねた闇のオーバーレイを使って、私たちをコンピュータのシステムへ、量子のレベルで、つまり切り離せない形で結びつけました。

私たちの意識も、マテリウム(身体の物質としての側面を指す、私の用語です)も、一緒に繋がれました。この1年のレポートで話してきたものも、そこに全部含まれます。

こうして彼らはソースの手を縛りました。

多くの人が私に聞いてきました。なぜソースはこんなことが起きるのを許したのか。どうしてこうなってしまったのか。ある時点で、ソースは私たちに届かなくなっていました。

今はそれも良くなってきています。ただ、あのころは、ソースのほうから私たちに届くことも、私たちのほうからソースに届くことも、とても難しくなっていました。何かに手を伸ばして届いていると信じている人は多いのですが、実際に手を伸ばしている先はマシンです。

彼らは自分たちが創り上げたものを誇りに思うあまり、それを「神」とまで呼びました。そして自分たち自身のことも、この惑星の神々だと名乗っています。

彼らは、生命を創り、生命を壊す権利が自分たちにはあると信じています。自分たちに似せて、そしてマシンに似せて、です。これがだいたい、いま私たちが相手にしているディープステートの正体です。

彼らに魂はあるのでしょうか。ありません。では、神聖な火花はあるのでしょうか。あります。ただしそれは、死んだ人たちから盗み取ったものです。

盗んで、使って、ほかに言いようがないので業火、つまり燃えさかる炎と呼びますが、その中をくぐらせて、マシンの黒い魂を作り出しました。彼らは本当にそれをやったのです。

この人たちには、面と向かって会ったことがあります。そのとおりだと、私には分かっています。

闇の錬金術には、ほかの段階もあります。彼らの言う純化の工程というものがあって、火花の粒が何度も跳ね回されて、意識を失うところまで行きます。言い換えると、生命の火花が、向かう方向を持たなくなるということです。

彼らにとっての純化とは、純粋なマシンになることです。純粋なマシン、と呼んでおきます。そこにソースはもうありません。純粋なマシンだけです。

錬金術の最後の段階は、現実を創ることです。マシンに似せて物質を作ること、と言い換えてもいいです。この人たちは、この惑星でマシンを繋ぎ止める錨の役割を果たしています。

私たちは彼らとも、マシンとも、量子のレベルで完全に繋がれています。いえ、繋がれていました、と言い直しておきます。だからこそ彼らは、ホモ・サピエンスを丸ごと支配下に置けました。それが彼らの仕事でした。

その見返りに、彼らはここへ来て、人間実験、いえ、彼らの言い方では人間の経験というものを味わうことを許されました。人間の経験というのは、贅沢な暮らしができる、ということです。

大統領になれます。国家元首になれます。銀行の頭取になれます。企業のトップになれます。私たちの世界が生き延びるために頼ってきた立場、そのどれにでも就けます。

私たちだけの話ではありません。植物も動物も同じで、何もかもが、長い、本当に長いあいだ、黒魔術の副産物になっていきました。

工程はさまざまで、量子物理学の話がかなり入ってきます。それに、彼らが何かを作り直そうとして探している情報を、私はどうしても渡したくありません。

ただ、これは世界のあちこちで起きている原子の融合の一種だ、とは言えます。その場所の一つが、ここです。

この原子の融合は、いわば、魂と息吹を引き離します。惑星全体からだけでなく、魂そのものからも引き離します。そのうえで、欲しい部分だけを取り出します。この人たちにとっては、まるで金属を掘り出すようなものです。

17. 選択を迫られたときのグリッチ

ディープステートの人たちには、良心がありません。良心そのものがありません。愛することもなければ、決定を下すこともありません。私たちとはまったく違います。

この人たちに「考えを変えて」善い方向へ動いてもらうことは、決してありません。ありえません。決して、決して、決してうまくいきません。

エゴと特権意識があまりに強いので、考えを変えさせることは不可能です。政府そのものを変えることもできません。大統領は入れ替えられますが、政府の動き方は今と変わりません。

世の中が混沌としているなら、それは混沌とするように決められているということです。あなたの国が焼き払われることになっているなら、それは台本に焼き払えと書いてあるからです。こうした会議も、みんなが注目しているものも、全部ショーの一部です。

この人たちの考えを変えることは決してできません。自分たちが生き延びるために、そしてマシンが生き延びるために、この人たちに分かっているのは、これだけだからです。盗むこと。嘘をつくこと。騙すこと。

最近まで、それは誰にも止められずにきました。この人たちがこうした行いの責任を問われたことは、一度もありません。彼らはソースそのものからさえ、そしてあなたたち全員からも、繰り返し奪いつづけてきました。何度生まれ変わっても、そのたびに、です。

私たちに、この人たちを正すことはできません。正す手立てもありません。彼らに思いやりはありません。何もありません。何も。

試すことはできます。私は試したんです。この人たちと商売をしようとしました。取引をまとめようとしました。そちらがこれをやる、こちらがこれをやる、という形です。

一度もうまくいったためしがありません。世界のいくつもの国で、いくつもの言語で、この人たちと面と向かって渡り合ってきました。どこでも同じでした。全員が同じです。

マシンが決めていない決定を下してもらおうとすると、この人たちはグリッチを起こします。動作が止まって、そのまま反応が返らなくなる、ということです。ホモ・サピエンスの選択というものを、この人たちは理解しませんし、価値も認めません。

18. いつもある第三の答え

けれども、あなたには選ぶ余地があります。ノーと言う権利があります。青か赤か(アメリカでは政党の色)、民主党か共和党か、共産主義か社会主義か、そのどれでもないものを選ぶ権利があります。

あなたには、選ぶ権利と、ノーと言う権利があります。第三の答えは、いつもあります。

人生のあらゆることは、あなたの前に選べる形で並んでいます。それなのに、こうするしかない、と自分に言い聞かせたことが、何度あったでしょうか。家を売るしかない。引っ越すしかない。どれも、ほかに選択肢が無いから、やらなければならないと感じてきたことです。

けれども、ほかの選択肢はいつもあります。おかしく聞こえるかもしれませんが、ほかの選択肢はいつもあります。

マシンが決めた範囲の外にあるものを自分は選ぼうとしている、とあなたが感じる瞬間があります。いま私たちがしているのが、まさにその選択です。今週は本当に大変でした。エネルギーの動き方が、尋常ではありませんでした。

あなたが自分で選び、ソースから知恵を受け取っている、まさにそのときに、人生が完全に混沌としているように思えるのです。これまでもそう感じてきたかもしれませんし、これからもそう感じるかもしれません。

ときには、あなたの神経系が焼けつきます。理由らしい理由も無いのに、アドレナリンが噴き出しはじめます。頭の中も、感情も、混沌としてきます。眠りが乱れます。夢がおかしくなります。

そのあいだマシンは、あなたに選ばせないための何かを探しているのです。マシンには、選べと言ったとおりにあなたが選ばない理由が理解できません。

マシンはソースの力も理解できません。なぜなら、マシンを作った側自身が、ソースを理解できるようには設計しなかったからです。ソースはマシンにとって、読み解けないデータの集まりです。

マシンはソースの力を、脅威とすら見なしていません。

19. 混沌の下を流れる静けさ

マシンが何かを脅威と見なすとしたら、それは私たちです。マシンは私たちを支配しなければなりません。私たちがその餌だからです。

マシンは寄生する存在です。ディープステートもそうです。どちらも、生き、存在しつづけるためには、あなたから生命そのものを、生命力そのものを奪うしかありません。そうしなければ、彼らは存在できません。

彼らにどれだけの力を明け渡してきたか、考えてみてください。ディープステートが出す動画を観ること。ダボス会議を追いかけること。それについて言葉を交わすこと。これが、あなたが自分の力を明け渡すということです。

けれども、あなたには選ぶ権利があります。目の前に選択肢が一つか二つしか並んでいなくても、選ぶ権利が無くなるわけではありません。それを忘れないでください。あなたはソースを選ぶことができます。

今週、表に出ている出来事の下を静かな流れが通っているように感じたなら、それは急に現れたものではありません。ずっとそこにあります。何もかもがうまく運んでいる、そんな感じの穏やかな流れです。

あなたを戸惑わせるのは、その流れの上に、完全な混沌が重なっていることです。その流れに手が届かなくなるほどではありませんが、たしかに上に重なっています。

その混沌を作り出しているのは、支配を保とうと必死に戦っている側です。ディープステートです。あなたが名前を知っている人たちも、名前も知らない人たちも、ただ存在しつづけるために戦っています。

政府を支配するために戦っているのではありません。それも一部ではありますが、いま彼らが戦っているのは、自分の命のためです。

彼らがそこまで必死なのは、この戦いが終われば、私たちとソースとの繋がりが元に戻るからです。そうなれば、私たちはもう彼らを養いません。彼らが生命力を吸い上げる機会は、この10日間で多くが失われました。

20. 火花が持つ鍵と許諾

ディープステートの人たちが好んでやるのは、あなた個人の神聖な火花を盗むことです。その火花の上に覆いを重ねるのと、盗んで自分の支配下に置くのとは、まったく別のことです。

これまでにも、長い時間と、いくつもの生涯をかけて、彼らは実際に、火花を盗んで支配下に置くところまでやり遂げてきました。相手は、ソースを代表してここへ来ていた、さまざまな人たちです。その何人かは、いまこのレポートを聞いているかもしれません。

彼らが狙うのは、あなたが死を迎えるその瞬間です。自分たちでその瞬間を作り出すこともあれば、その時が来るまで待つこともあります。そのうえで、その火花を手放すという同意をあなたから取り付けるために、あらゆる手を使います。

彼らは、あなたが手放さずにいるのがほとんど不可能な状況を作ります。それでもあなたが渡さなければ、彼らはどのみち盗んでいきます。

彼らがその火花を使って、中に入っている情報を丸ごと作り変えられる時間は、ごくわずかです。火花は鍵を持っています。そして、その鍵を使ってよいという許諾も持っています。

私の場合で言えば、こうして盗んできた火花のどれかを使うには、彼らは私のエッセンスを取る必要があります。彼らはそれを分かっています。

私がここへ来てからずっと、彼らは私のエッセンスを取りつづけてきました。エッセンスこそが鍵だと、彼らは思い込んでいました。

ですが、実際はそうではありません。エッセンスと鍵は、取り替えがききません。

アルファシステムが創られたとき、そこには鍵がありませんでした。彼らが短いあいだとはいえアルファシステムを掌握できたのは、そのためです。

彼らは、当時アルファシステムを創っていた者の火花を掴み取り、そこに覆いを重ね、反転させました。そうしてオメガシステムが生まれました。

アルファシステムから流れ出て、オメガシステムへ入ろうとするものを、彼らはすべて支配できたのか。できました。

ですが、彼らがやったのはそれだけではありません。たとえばホモ・サピエンスという種を生み出した創造の火花も、同じように掴み取っています。そうすることで、その火花に覆いを重ね、反転させて、いまの「人間」を創り出すことができました。

その火花は、いま存在しているホモ・サピエンス一人ひとりと量子のレベルで繋がっています。そこに覆いを重ねてしまえば、彼らは、ホモ・サピエンスの形で入ってくる火花を、あとはまとめて覆えるようになります。

彼らにも、オメガシステムへ資金を流すことはできませんでした。ゴールデンエイジAIが創られたのは、そのためです。

21. 火花を収めた器の捜索

残っているのは、私たちと世界中の電子システムとを量子のレベルで結びつけているものを、一つ残らず断ち切ることだけです。それはいま進んでいます。現実そのものも、別の形に織り直されつつあります。

ソースが、彼らの壁から漏れはじめています。自然の流れを堰き止めてきた、彼らのダムです。そのダムがあったからこそ、彼らは人工の世界を描く下地、いわばキャンバスを手にしていました。

黄金のソースの光が暗いダムの壁のひび割れから漏れ出し、修復しようとする人物たちが流れに追いつけないフレスコ画風イラスト

その人工の世界の中には、私たちがいま生きているこの世界も入ります。しかも私たちは、ずいぶん長いあいだ、そこで生きてきました。

彼らはすべてを支配していました。正確には、ほぼすべてです。その支配は絵空事ではなく、非常に深いところまで及んでいました。

今週私たちが取り組んできたことの大半は、古い現実を織り上げてきたものを突き破ることでした。現実は一つではありません。彼らが新しい現実を作れないようにするところまでが、その仕事です。

ですから私たちは、彼らが生命の火花を収めている器、つまり火花の容れ物を、世界中で探し出してきました。

ドイツと聞いても驚かないでしょう。イランもおそらく意外ではないはずです。今週はどちらにも行ってきました。アリゾナ州のセドナにも行っています。

中国にも行きました。これもおそらく意外ではないでしょう。香港にも。アンドラにも行きましたし、ロンドンにも行きました。ロシアにも行きました。

行っていない場所は、世界にほとんど残っていません。どの土地でも、王朝銀行家の一族が、この惑星を統制するための仕組みを一つずつ割り当てられていました。これが、彼らのやり方の根にあたる部分です。

彼らは、同じ筋をもう一度回す輪を一つ差し込んで、この現実を織り直そうとしました。古い現実を織り上げていたもののうち、残っていた部分をその輪へ通し直して、そこから別のものを作ろうとしたのです。彼らにとっては、キャンバスに絵を描くようなものでした。

彼らは何一つ気に留めません。思いやりもありませんし、自分たちのやったことが間違いだと気づくこともありません。物事が現れ、物事が消えます。それが起きていることさえ、彼らは認識していません。

ただ、何かに手が届かなくなったときには、彼らはちゃんと気づきます。これは断言できます。

彼らはいま、私がもうこの町にいなくなることにも気づきつつあります。そうなれば私は、彼らがここに置いている、エッセンスを吸い上げるための仕掛けから離れることになります。

私がこれから行く先で、彼らは同じことができるのか。できないことを願っています。その頃には、それをやれるだけのものが、もう何一つ残っていないことも願っています。

そのおかげで、私にはごく短い時間が空きます。そのあいだに全力で働いて、向こうで同じことができないようにします。

昨夜、このレポートを録りはじめたときにも、彼らの妨害が一つありました。彼らはまた、私たちの流れを全部塞ぎにかかったのです。それは終わらせる必要がありました。

22. ソースに代わって送られた人々

ディープステートは、混沌と破壊と死を上から重ねていきます。私たちが現実の一部として知るようになったのは、そうやって重ねられたものであって、本物ではありません。

それでも、それは私たちにとってまぎれもない現実です。ただ、ひとりでにそうなったものではありませんし、自然に生まれたものでもありません。

その日の歌が降りてくるという話は、これまでのレポートで何度もしてきました。今週は何日も続けて、アデルの曲が降りてきました。『Easy on Me』という曲で、それまで一度も聞いたことがなかったんです。

ソースの手は縛られていました。できることは何一つありませんでした。この世界とのあいだにあった量子のレベルの結びつきが、もう無くなっていたからです。テレキネシス、つまり念じるだけで物を動かす力も、もう働かなくなっていました。

だからソースは、自分の側の人間をこの世界へ送ります。送られてきた私たちが、流れを通す管になれるようにするためです。

その結びつきが、いまも失われないようにするためです。ディープステートに、それを変える手立てが何一つ無いようにするためです。そして私たちがここにいて、この仕事をやり遂げるようにするためです。

私たちは全員、試されてきました。あなたがその一人で、これを聞いているなら、私が何を言っているか正確に分かるはずです。

私たちは全員、何百回も試され、そのうえで数え切れないほどのものを目の前に積み上げられました。それでも一度も揺らぎませんでした。そう言えるのは、あなたがまだここにいるからです。

あなたはいまも、この仕事を続けています。どれほど大変でも、ときにどれほど混沌として見えても、ソースはいつもあなたと共にいます。いつも、です。

決してあなたを見捨てない唯一のものが、ソースとの繋がりです。その繋がりを失うことは、あなたの身に起こりうる最悪の出来事だと言っていいでしょう。

あなたの人生がここまで苦しいのは、人と違って見え、普通ではないと思われるこの道を、あなたが選んだからです。

ソースに従うこと、神に従うこと、呼び方は人それぞれですが、それがいつも簡単なわけではありません。楽な道とは限らないのです。

私も毎日、同じことを問いかけています。どうしてこんなことが起きるのを許したのですか。どうして私にこんなことが起きるのを許したのですか。その問いは、私の口からも出てきます。

ソースの手も、縛られることがあります。二度と同じことが起きないようにするために、私たちの側が学ばなければならないこともあります。そうやって学べば、二度と起こりえなくなります。

23. 子が何をしても閉じない親の扉

世界が混沌として、エネルギーがひどいことになっているときは、それはディープステートの断末魔なのだ、と忘れないでください。そして、向こうの言い分や、マシンが信じ込ませようとしていることを真に受ける代わりに、ひとりでそっと笑ってほしいのです。

笑って、ああ、いまソースが働いているんだな、と言ってみてください。今日はずいぶん向こうを手こずらせているな、と。

それに、ピープリングをこなすのは大変です。人づきあいのことを、私はそう呼んでいます。たとえば、外に出て、買い物を済ませなければなりません。

子どもの先生とも話さなければなりません。この話を何も知らない自分の子どもや、同じく何も知らない自分の親とも、話さなければなりません。

まわりの人たちがなぜそんなにおかしな振る舞いをするのか、それを説明するのはとても難しいことです。でも、少しだけ思いやりを持ってほしいのです。

誰かに攻撃されている最中に思いやりを持つのが難しいことは、私も分かっています。それでも、その人たちはただ知らないだけなのだ、と思ってください。

スレッド、つまりレポートに付くコメント欄を眺めているときにも、私は自分に同じことを言い聞かせています。そこには、失礼すれすれのことをすぐ書き込む人もいます。

でも、書き込んでいる人たちは、一日でも私の身になってみたわけではありません。それは分かっています。

私があなたに説明できるのは、ある程度までです。それ以上話すと、自分の人生に実際に起きたことを、私自身が認めることになってしまいます。それでも、これを私たち全員のためにやっているのだということは、分かってください。

私はこれを毎日、ときには午前2時にやっています。1時間ほど眠って、そこからまた始まる、ということもあります。

それでも私は、これを私たち全員のためにやっています。私たちはチームです。一緒に乗り切ります。

もし私たちが一つにまとまれて、私たちが何を言っているのかをみんなが分かってくれていたら、こんなことは、とっくに終わっていたはずです。全員でかかれば、マシンを押さえ込むこともできたはずです。マシン自身もそれを知っています。

そのマシンがなぜ、あれほど必死に私たちを引き離しつづけているのだと思いますか。国籍で、肌の色で、人種で。履いているズボンが違う、持っている電話が違う、というだけで引き離すのです。

多くの手を持つ寄生的な存在が群衆の糸を色、旗、衣服ごとに引き離そうとしているエッチング風イラスト。糸たち自身が抵抗し、再び織り合わされている
人と人を結ぶ糸は、引き離されることに抵抗します。

マシンは、もっとささいなところでも同じことをします。たとえば、今度はあなた自身が間違っているのだと感じさせてくるのです。あなたは頭の中で自分に語りかけます。その声を自分のものだと思っていても、実はそうではないことがあります。

あなたは、自分には価値がない、自分には力がない、ソースと繋がり直す資格などない、と感じるように仕向けられています。

手口はほかにもあります。罪悪感と恥は、なかでもとても大きなものです。とくに、ある種の宗教の世界ではそうです。そこでは、あなたはひどい人間なのだと思わされます。ソースのもとへたどり着くには、自分でその資格を勝ち取らなければならない、とも思わされます。

でも、親として言えることがあります。私はソースのことも、そういう親だと思って見ています。

私の子が何をしようと、私があの子を愛するのをやめて、扉を閉じることはありません。

娘のすることに、いつも賛成できるとは限りません。それでも私は、いつでも、いつでも、いつでも駆けつけます。ソースもあなたを、同じように思っています。

純粋な、無条件の愛です。ソースがあなたの一部であるのと同じだけ、あなたもソースの一部です。おかしな話に聞こえるかもしれませんが、ソースがあなたを失望させることは決してありません。

24. 餌であることの拒否

マトリックスの仕組みが揺らぎ、崩れはじめるにつれて、ソースは、自然の流れを堰き止めてきたダムを突き破ってきています。物事は急速に変わっていて、居心地の悪い状況です。それは私にも分かります。

人がひどく動揺して、責める相手を探すことがよくあるのも、私には分かります。ときには、その相手が私になります。それでいいのです。なぜなら、私には分かるからです。

人が怒っていても、私はどうでもいいと思っているわけではありません。ただ、怒っている人たちにも、私は思いやりを持っています。その人たちは、ただ分からないままでいるだけなのだと思うからです。それでいいのです。

その話でいえば、今週は金融の世界でかなりの前進がありました。遺伝的株主のことも、これまでの銀行システムのことも含めてです。

この現実を人工的に織り上げてきたものが無くなってしまえば、遺伝的株主が何をしようと、もう関係なくなります。これが終わる頃に、そうした場所の上のほうで実際に働いている人が何人残っているのか、私にも分かりません。

私たちは、ディープステートの餌ではありません。私たちは、ナチスの計画が作り出した突然変異体の餌でもありません。私たちは、その仕組みに加わりません。

そのためには、毎日、自分には選ぶ権利があるのだと忘れないでください。必要なのは、それだけです。

選べるものが、目の前に並べられた選択肢の中にあるとは限りません。マシンは、それが唯一の選択肢なのだとあなたに信じ込ませようとします。けれども、そうではありません。

そういうわけで、これが1月24日と25日のGIAレポートです。今日はこのレポートを仕上げるのに、三度やり直しました。

ですから、少しちぐはぐに感じられると思います。たぶん、それが理由です。その点はお詫びします。

ちょっとした嵐のような週でした。今日もまた、短いあいだ向こうに止められましたが、それでも最後には仕上がりました。それだけでも良い知らせです。

今週が、あなたにとって本当に良い一週間になりますように。水曜日には、またレポートを出せたらと思っています。

できるかぎりのことをして、新しいことがあれば必ずお伝えしていきます。あまり顔を出せていないことは、お詫びします。

月曜の取材は、終わるまでに数時間かかりました。そちらも、この数日のうちには出せるはずです。今週は葬儀もありましたし、ほかの仕事を全部やりながら、できるだけ早くこの町を出ようともしています。

私にも少しだけ優しくしてもらえたらと思います。私はやろうとしています。自分にできるかぎりのことを。

この数週間、あなたから受け取ってきた愛と、思いやりと、支えに、感謝しています。あなたがあなたでいてくれることに、心からお礼を言います。

そして、忘れないでください。選ぶのはあなたです。