第20帖
「神がこの世にいるならば、
こんな乱れた世にはしないはずだ」
と言う者がたくさんいますが、
神には人の言う善も悪もないのです。
よく心の中で考えてみてください。
何もかもわかってきます。
表の裏は裏、裏の表は表だと申してあるでしょう。
一枚の紙にも裏と表があり、
少し誤れば見分けがつかなくなるのです。
神心(かみごころ)になれば、
何もかもはっきりと映ってきます。
そこの道理がわからずに理屈ばかり言っていますが、
理屈のない世、神の世にしてみせます。
「言挙(ことあ)げせぬ国」とはそのことです。
理屈は外国のやり方です。
神の臣民(しんみん)は言挙げせず、
理屈なしに何もかもわかるのです。
それが神のまことの民なのです。
足元から鳥が立ちますから、
慌てても何にもなりません。
用意をしておいてください。
上下がぐれんとひっくり返ります。
上にいた者は下に落ち、
落ちぶれていた民が上になるのです。
岩戸(いわと)がひらきます。
夜明けが近づいていますから、
早く身魂(みたま)の洗濯をしてください。
神の申すことは千に一つも違いません。