上つ巻

第16帖

「ひふみ」の火と水とは結びのことです。
中心の神が表(おもて)の世に満ちわたることなのです。

ひらき睦(むつ)び、中心に火が集まり、水がひらく。
神の名が二つ、カミと神世(かみよ)に現れ出ます。

早く鳴り成って、世は新しい世へ、
国々も新しい世へと栄え結び、
実りの秋(とき)がやって来るのです。

弥栄(いやさか)に神が世に満ちみちて、
中心にまつろい、ひらき結ばれていきます。

月が出でて月となり、月がひらいて弥栄え成り、
神世(かみよ)はことごとく栄えてゆくのです。

早く道をひらいてください。
月と水のひらく大道、月の仕組、
月神(つきがみ)と日神(ひがみ)の二つがひらけば、
地上は弥栄にみちみちて、
世の初めからのすべての神々も世とともに勇み立つのです。

世はことごとく統一され、
神世(かみよ)の礎(いしずえ)が極まる時代が来ます。
これを「神世の秘密」というのです。